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上野の森美術館に出展した絵の解説②

今回は上野の森美術館に出展した絵の配色について解説していく。


『心象』

配色の決め方

大前提、暗い絵を描くことは今のところない。
見た人がワクワクするような、考える絵を作成している。

今回の配色はエストニア🇪🇪の旅で出会った色をとりいれた。
私の中でとても印象に残っている色だった。

エストニア スーパーの文房具売り場

配色を取り入れた背景

日本やドイツのようにシンプルな色遣いではなく、カラフルで大人な配色に惹かれたことを覚えている。

今回の作品も、主に4色で絵描き表現した。

少し違いがあるとすれば色の明度。
文房具の写真より絵のほうがマットなカラーになっている。

これには意味がある。

それは「主張」をしたくないからだ。
私の考えで、絵は様々な捉え方をしてほしい。
日々の感情によって見え方が変わってもいい。

「これを見ろ!」という作品にはしたくない。
だからマットなカラーで中心に目を惹かない作品にしている。

今後お見せする作品も、エストニア🇪🇪でみた建物や色、文化の影響は大きい。

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