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僕の使っている万年筆@プラチナ「センチュリー#3776」

数年前の40歳の誕生日のとき、自分プレゼントとして万年筆を買った。
ちなみに20歳の誕生日には運転免許をとった。
30歳のときはレーシック手術を受けた。
まあ、この20歳、30歳のイベントに比べると万年筆購入は幾分弱いかもしれないが、かねてより憧れがあった万年筆を持つということができて、自分なりに満足している。

とはいえ、万年筆を持つのははじめてなので5万円も10万円もするような高価なものを買おうとは思っていなかった。
とりあえず決めていたのは日本のメーカーのものにしようということ。
日本語を書くのだから、日本のメーカーがベストだろうと思い、パイロット、セーラー、プラチナあたりにしようと考えた。

結果的に購入したのはプラチナの「センチュリー#3776」シリーズ。
富士山の標高「3776」メートルをネーミングに組み込んでいることが、当時は香港に住んでいたので日本人心をくすぐったのもある。
色は、超スタンダードな黒と赤、青の3色あったが、これまでもたいてい最初の1つ目は赤を選ぶことが多かったので(携帯もランニングシューズも車もそうだった)、赤の「ブルゴーニュ」をセレクト。ペン先は超極細字(UEF)。

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インクは最初はカートリッジ式のを使っていたが、日本に戻ったタイミングでコンバーターを買い、パイロット「色彩雫」シリーズの「松露」に変えた。
で、今年の1月から妻が誕生日に買ってくれたパーカー「四季織」シリーズの「霜夜」という色を使っている。
詳しくわからないのだが、「霜夜」を使うようになってから線が太くなったようにも思う。
インク特有のにじみのせいなのだろうか、それともペン先の形状が変わってきたからなのだろうか。

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▲プラチナ:ブルーブラック(カードリッジ)

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▲パイロット:松露(色彩雫)

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▲セーラー:霜夜(四季織)

50歳になったら次の万年筆を買おうかなとも思っている。
欲しいなと目星をつけているのは、夏目漱石が使っていたと言われる丸善の「オノト」というモデル。
ペン先に龍のデザインがあるタイプで、生産終了しているのか、オークションサイトなどでたまに見かける程度である。

とはいえ、あまりコレクター欲のない人間なので、今あるこの一本で充分満足。
たいせつに使っていこうと思う。

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