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「医食同源」大病を患いました。

みなさん、こんにちは!
福島県天栄村で「う米めん」というグルテンフリーの米粉麺を製造している樽川千香子と申します。

もしかしたら、今回のタイトルでビックリされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
中々お話しする機会がない話題ではあるのですが、私が経験した大病が今のう米めんへのこだわりに繋がる部分が大きくあります。
今日は少しだけ、私の昔話にお付き合いくださいね。

ちなみに、私の経歴については以前の記事でまとめています。
今回の大病については書かれていませんが、実はいろんな苦労を乗り越えています!笑

大病を患いました

いしょく‐どうげん【医食同源】
病気を治療するのも日常の食事をするのも、ともに生命を養い健康を保つために欠くことができないもので、源は同じだという考え。

出典 小学館デジタル大辞泉について

私が大病を患ったのは東日本大震災から3年が経ち今後の生活を考えていた時のこと。
家業のことや故郷である福島への思い、自分を育ててもらった福島で娘を育てたいと考え、福島に帰ってそこで生きて行こうと決断しました。

元夫からのモラハラや様々な問題があり、福島に帰ってきた時には離婚を決意していました。
”シングルマザーになる”しかも34歳という年齢でしたが、何よりも大切な娘を育てていくため、生きていくために働かなくてはと思い資格取得にむけての勉強を始めたのです。
一の目標としてアルファ電子株式会社の経営者になることを念頭に置き、役に立つ資格はとにかく取得しよう!という思いではじめましたが、子育てと勉強の両立はとても大変で睡眠時間は3時間という日々。
ただ、石にかじりつく思いで必死に勉強し、半年間で日商簿記の3級・2級等含め、10個の資格を取得することができました。

しかし……。

こうして必死に勉強を続けていく中で食事もおろそかになって、睡眠不足も合わさって無理がたたったのか、元からあった子宮系の持病が悪化してしまったのです。

そしてそれに気が付いた時には、既に普通の生活ができないところまで悪化していました。

私がここで倒れたら、まだ小さいこの子はどうしよう。

いろんな不安がある中、私は生きる決断をし子宮を全摘出する道を選びました。

結果として、摘出した細胞の中から初期のガンも見つかり、手術を選んだことは正解だったと思います。そして、病床の中で、改めて健康の大切さを痛感し、噛み締めました。

「医食同源」

これが、大病を患ったことで健康であることの有り難さを改めて実感するとともに、自分に降りかかった時に後悔しては遅い、という事を身を持って体験したエピソードです。


私がう米めんをこだわる理由

う米めんはグルテンフリー・添加物フリー米粉でんぷんでできた体に優しい米粉麺です。

添加物や混ぜ物など、いろんなものを加えれば保存期間が長くなったり、もしかしたら今よりも食感がよくなったりするのかもしれません。ですが、それをしないのは食べ物というのは体の中に染み入っていくものだと思うからです。

体を労わり、愛し、大切にしてほしい。

私のようなシングルマザーの方を初め、ママ達は毎日くたくた。
だから、う米めんを通して食事のひとときだけでも体を大事にしてほしいのです。余計なものは加えずに、素材の良さをおいしく体に取り入れてもらうために。

そんな想いから、ママも子ども達も安心して食べられるう米めん作りを目指しています。


心とカラダを愛するために

忙しなく日々を過ごしていると忘れてしまいがちなのが、自分の心やカラダ。
ハッとした方、いらっしゃるのではないでしょうか?
心も疲れ、カラダもなんだかダルい……そういう方が増えているような気がします。リフレッシュのために旅行や遊びにいくのもいいかもしれませんが、毎日ちょっとずつの積み重ねで案外気持ちが軽くなるのかもしれません。

こうした食材を介して、今後も新たな視点から素材の良さを伝え、食べる時に大切にしたい心の在り方も伝えていきたいです。義務感や食べさせられているという感情で口に入れても、脳は食べ物を栄養と感じません。家族で笑いながら囲む食卓が豊かな心と健康をはぐくみます。日本で食事を始める時に使う「いただきます」のあいさつは、自然の恵みを尊び、その命をいただくことや、つくってくれた人への感謝の気持ちを表すものです。 食べたいものがすぐに手に入る飽食の時代になりましたが、改めてこうした食べることの意味を考え、食事を通して心をはぐくんでいくことで、健康で豊かな人生を送れるのではないかと思います。

「医食同源」

毎日のご飯だけでも、心とカラダを労わる時間にしませんか?
それだけで心もカラダもHAPPYに早変わりするかもしれませんよ。


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