意外と知らない?白米・玄米の違い
みなさん、こんにちは!
福島県天栄村で「う米めん」というグルテンフリーの米粉麺を製造している樽川千香子と申します。
今日はタイトルの通り白米と玄米の違いについてお話していきます!
というのも、弊社が製造している米粉麺「う米めん」はお米を精米して白米にしたものを使用した白米麺タイプと、白米と一緒に精米せず玄米のまま焙煎し使用した玄米麺タイプの2種類を展開しています。
私たち自身、白米も玄米も聞き馴染みがあり、違いもなんとなくわかっているものですが「では、具体的には?」と聞かれた時には、精米しているかどうかの違いしかわからない方もいるのかも、と思いました。
そこで、今回の記事では栄養素の違いなどにも触れていきます!
ちなみに、そもそも「う米めんってなに?」にという方ははこちらの記事でご紹介しています!
玄米の特徴
まず、玄米とはなんなのか?という部分をお話すると、収穫したばかりのお米はかたい殻のようなもの、籾殻(もみがら)がついています。そして、お米からこの籾殻を取り除いた後のものが玄米と呼ばれるものです。
さらに、玄米がまとっている茶色い外装が米ぬかと胚芽になりますが、この米ぬかと胚芽を取り除くことを「精米」といい、ここまで手間をかけてようやく私たちがよく目にする白米になります。
100%玄米ご飯はボソボソとした食感で口当たりも固くちょっとした雑味も感じられます。普段から白米を食べている方からすると、ちょっと食べずらいかもしれませんね。
ただ、玄米の状態で食べることで米ぬかや胚芽に含まれているビタミン類や食物繊維などの豊富な栄養素を摂取することができるため、最近では栄養素と食べやすさを両立した「●分づき」といった精米方法が人気です。
例えば、3分づきだと玄米よりやや食べやすく栄養素も豊富に、5分づきだとぷちぷちとした食感が楽しく美味しさと栄養のバランスがばっちり、7分づきだと白米と同じような感覚で栄養素を摂取できる、といった感じです。
是非、自分好みの精米方法を見つけて、玄米が持つ豊富な栄養素を摂取してみてはいかがでしょう。
白米の特徴
先ほどは玄米についてお話しましたが、玄米にまとっている茶色い米ぬかや胚芽を精米することによって取り除かれたものが白米になります。
白米の特徴といえば何といってもそのおいしさ。米ぬかも胚芽も取り除かれているため余計な雑味が無く、お米が持つ本来のおいしさを充分に感じることができます。また、消化吸収がよくなるため、満足感を得やすいのも特徴です。
ただ、精米をしてしまうことでお米は酸化し味が落ちてしまいます。そのため、高温多湿を避け、密閉容器に入れておく、冷蔵庫で保管するといった工夫をすると美味しいまま長期間楽しめるようです。
白米麺と玄米麺
ここまでご説明した通り、白米と玄米にはそれぞれ色々な特徴があることが分かっていただけましたでしょうか。
私たちはそれらの特徴を最大限活かしつつ、美味しい米粉麺を作るために科学的な分析も含め日々改良を重ねています。皆様のお口に入るその瞬間、美味しいと思ってもらえるように、白米と玄米、それぞれの美味しさを最大限に引き出して、今後も美味しいう米めんを作っていきたいと思います
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