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みんなで笑顔に!一緒に食べよう「う米めん」

みなさん、こんにちは!
福島県天栄村で「う米めん」というグルテンフリーの米粉麺を製造している樽川千香子と申します。

う米めんの最大の特徴といえば「米粉麺」ということです。
私の娘が小さい頃に小麦アレルギーで苦労したことから、安心・安全でおいしい食品を作りたいと思い開発を始め、現在に至ります。
娘は乳幼児期の食物アレルギーで3才の頃には問題なく小麦製品も食べられるようになりましたが、当時は娘自身もつらかったと思います。特に離乳食期は大人が食べているものと同じものを食べたがりますし、私も娘と一緒のものを食べたかったです。
今思い返せば、保育所に通い始めた時には、「みんなと自分はなぜ食べているものが違うのだろう?」と気づき始めていたんだと思います。

小麦アレルギーを初め、食物アレルギーを持っていてもみんなで安心・安全・おいしく食べてほしい!
そこで今回は、食物アレルギーがある場合の保育所や学校での対応の仕方などについてお話しします!

アレルギー対応食とは?

アレルギー対応食」をご存知でしょうか?
保育所や学校、病院などの施設で給食が出る際に食物アレルギーに対応した給食のことを言います。対応すべきアレルギー食材を除去することはもちろん、場合によっては器具や場所を変えて調理を行ったりもします。
調理の段階でアレルギー食材を取り除く「除去食」の他にも、別の食材に置き換える「代替食」、場合によっては「持参食」として家庭から持参してもらうこともあります。
例えば小麦アレルギーの場合……

給食が「パン」だった場合
 ➡️代替食で「米粉パン」または家庭からの「持参食」

給食が「カレー」だった場合
 ➡️ルゥ(小麦)を含まない「除去食」でスープカレーに

などの対応がされることが多いようです。
※栄養士や各施設の対応によって異なります。

娘の場合はお弁当を持参していましたが、アレルギー対応食にしてもらう際には医師の診断書や規定の対応依頼書を提出します。
その上で、栄養士、看護師、担任、保護者で毎月の献立をひとつずつ確認し、実際の調理現場でもアレルギー対応用の給食を作る時や給食提供前にアレルギー食材が含まれていないことなど、様々なチェックをしてやっと子ども達に提供されます。
安全でおいしい食事の裏側には、たくさんの人たちが関わっているんですね。

「みんなと同じものを食べたい」に応える

みんなが同じ給食を食べられれば良いのですが、小麦アレルギーとなればそうは行きません。いのちに関わることですから、とても慎重に対応しなければなりません。しかし、アレルギーを持つ子ども達はきっとこう思っているはずです。

「みんなと同じものを食べたい。」

その願いに応えられる食材がう米めんだと私は思っています。
福島県内のお米を使用し、無添加で安心・安全、そしておいしいう米めん。
アレルギーの有無に関係なく、子ども達にとっても嬉しい食材です。
小麦の麺ではなく、みんなで一緒に食べられる米粉でできたう米めんなら、アレルギーの壁も越えられると思っています!

そもそも、従来の米粉麺は日本人にとって食感や味わいに違和感を覚えるものも少なくありませんでした。舌が敏感な子ども達からするとより感じやすいポイントかもしれません。
ですが、う米めんは日本のうどん文化「讃岐うどん」と「稲庭うどん」の中間くらいのコシを追求し、麺を口にした時に科学的に「おいしい」と感じる食感を生み出しました。しかも福島県内のお米を使用しているので、茹で上がりの香りはふっくらと炊けたご飯のようです。
子ども達にとってお米は馴染み深いもの。だからこそ安心しておいしくいただくことができます。
ちなみに、う米めんの特徴については過去の記事で詳しくご紹介していますよ!

また、米粉麺だからと言って調理方法に小麦粉の麺との違いはありません。
バリエーション豊かに様々なアレンジが可能です。
和洋中、イタリアンと、う米めんだからこその楽しみ方ができます。
アレンジについても過去の記事を参考にしてみてくださいね♪

みんなで一緒のものをいただく。
最近では色々な「こ食」の中に「個食」という言葉があります。
「個食」の意味は「家族それぞれがバラバラのものを食べる」というものです。
この意味でも、う米めんを通して家族みんなで一緒のものを食べる良いきっかけになるかもしれません。

みんなで笑顔に!一緒に食べよう!

みんなと同じものを食べられる、というのは、それだけでおいしくて笑顔になれる不思議な力を持っています。
毎回は難しいかもしれませんが、たまにはみんなで一緒に同じ食事をしませんか?
う米めんはちょっとだけそのお手伝いができます。
皆さんの食卓に笑顔が溢れますように!

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