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知らないとキケン!?小麦アレルギーが気をつけたい食材3選

みなさん、こんにちは!
福島県天栄村で「う米めん」というグルテンフリーの米粉麺を製造している樽川千香子と申します。

娘の小麦アレルギー発症をきっかけに誕生したう米めん。小麦アレルギーの方はもちろん、グルテンが体質的に摂取できない方、お米を積極的に取り入れたい方など、色々な方にう米めんをお手に取っていただいています。
少しでもう米めんが皆さんのお役に立てているのかと思うと嬉しい限りです。

娘が小さい時に経験した小麦アレルギーですが、当時、娘に食べさせてあげられる食材にすごく悩んだことを思い出すことがあります。小麦アレルギーをはじめ、食物アレルギーというものに対する知識がない中で模索しながら日々離乳食を作っていました。
その中でも特に「この食材に小麦が入っていたの!?」とビックリしたものを3つ選んでみました。
今まさに小麦アレルギーのお子さんがいらっしゃるママさん達必見!なお話をさせていただきます!


①市販のカレーやシチューのルウ

一見、小麦が含まれているの?と認識しづらいのがルウ
カレーシチューを作る時にとっても楽ちんなルウなのですが、実はカレーやシチューのとろみとなるルウは小麦粉バターを火にかけて作られているものなのです。
その他、グラタンドリアラザニアなどで使われるホワイトソースも要注意!
ホワイトソースにも小麦粉バター(生クリームや牛乳、時には豆乳で)で作られているものなので、市販品を購入する時にはしっかりと原材料表示を確認してくださいね!
家庭でルウを作る場合には小麦粉の代用として米粉でんぷん(片栗粉、コーンスターチ)を使ってみてくださいね!
十分とろみをつけることができますし、味も通常のルウと変わりなくなくおいしくいただけますよ♪


②お麩類

お麩は一見「何でできているの?小麦粉が入っていないのでは?」と思ってしまう食材の一つです。
小麦粉と水で練ると粘り気が出るのですが、その粘りグルテンと呼ばれるものです。
ただ、練っただけではでんぷんが残っている状態なので、水と合わせて練った小麦粉を目の細かいガーゼなどで包んで水で洗い流してしっかりとでんぷんを落とします。
そして残ったグルテンを焼いたり、蒸したりしたものが焼き麩生麩と呼ばれるものなんです。

お花の形をしている花麩やまりの形をしている手毬麩、大きな輪っかの車麩など様々ありますが、どれも小麦粉が原料となっているので気をつけてくださいね!

グルテンに関するお話については以前の記事で詳しく書いていますので、そちらもどうぞ!


③練製品や肉の加工品

練製品であるかまぼこちくわ、お肉の加工品として知られるハムウインナーソーセージも、一見して小麦が使われているようには思えない食材ですよね。
実はこれらの食材も歯ごたえ弾力食材から水分が出ないようにするためでんぷんが使用されていることが多いです。
最近は食物アレルギーに対応した練製品やお肉の加工品もありますので、こちらもしっかりと原材料表示を確認して購入してくださいね!


いかがだったでしょうか?
こうして並べてみると意識してみないとわからない食材ばかりですし、意外と小麦やグルテンが多く使われていることがわかりました。
食物アレルギーの症状が重い場合には生死にも関わってきます。だからこそ、口に入れる食材は慎重に選びたいですよね。

今回は小麦やグルテンが含まれているのかわかりづらい食材を3つ選んでお伝えしましたが、他にも小麦が含まれる食材は多くあります。
常に原材料表示を確認することを心がけて、少しでもストレスフリーで楽しい食事を送れたらいいですね!
その手助けにう米めんが慣れるよう、これからも精進して参ります!

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