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UMAの素 第9回

【フェイク系】

今回は、【フェイク系】というカテゴリーです!

古くは見世物小屋的なところから、新聞社等に投稿された写真、最近ではインターネット経由もありますが、一時世間を騒がせたものの、実は後になって「フェイクだった」とされているUMAたちをご紹介します!ただ、完全に嘘だと断定できないものばかりなので、もしかしたら…という可能性もあるよね?っていうお話です。

たとえフェイクだったとしても、とても魅力的なものばかりであることは、確かです。人間は、どこか得体の知れないものに、興味を持つ傾向にありますね。やはり、ロマンと共に生きていくのでしょう。

今回は、古いものからいきましょうか。

まずは、コチラです。

モノス

モノス

ベネズエラで発見されたUMAの一種。発見時に射殺され、その死体を撮影した写真が現存していることで有名。モノ・グランデ、ド・ロワの類人猿、ロイスの猿とも呼ばれる。「モノス」とは、ベネズエラの公用語であるスペイン語で猿を表す言葉であり、「モノ・グランデ」とは、日本語にすると「巨大な猿」となる。スイス人地質学者 フランソワ・ド・ロワ率いる調査隊がベネズエラのジャングルへと向かい、タラ川付近の森で油田開発のための調査をしていたところ、2頭の奇妙な大型の猿と遭遇。その大猿は大きな声で吠えながら人間を威嚇し、器用に手で物を掴んでは調査隊をめがけて投げつけてきた。危険を感じたド・ロワたちは銃で応戦し大きな1頭を射殺、小さなもう1頭は森の奥へと逃走。射殺された大猿の性別は雌で、身長は150cm前後、尻尾がなかったという。ド・ロワは死体を保存しようとしたが、今後の調査活動の妨げになるとされたため断念。解体して食料とされた。解体される前に死体を石油缶の上に座らせ、顎の部分に支柱として木の棒を立てた状態を撮影した写真が残されている。なおド・ロワはこの大猿の頭蓋骨を証拠品として持っていたが、現地でのアクシデントで破損、破棄されたという。


食べたって、すげーな・・・どういう状況だ・・・

フェイクだと思われる理由は、横長の写真を見ると、右側に生えているのが、バナナの木のようで、南米には自生していないと。よって、人間の手で植えられたものであるのではないか、という推測から「未開のジャングル」では無いとなり、有識者が写真を良く調べた結果、「ブラウンケナガクモザル」であると結論に至ったようですが、結局はっきりとしなかったようです。

モノス

実際の写真

続きまして、次も1900年代です。

ミネソタ・アイスマン(背景有り・サイン無し)

ミネソタ・アイスマン

1960年代後半にアメリカミネソタ州で、氷漬けの死体で発見。当時、フランク・ハンセンという人物がミネソタ・アイスマンを入手し、アメリカ各地で「氷河期から来た男」という見せ物として一般公開した。このミネソタ・アイスマンに関心を持った、動物学者のアイヴァン・サンダーソンとベルナール・ユーベルマンは、展示者のハンセンにミネソタ・アイスマンに触れないという条件で、調査の許可を取りつけた。3日間に渡る調査結果は、「未知の霊長類の可能性がある」とのことだった。現在このミネソタ・アイスマンの死体は行方不明となっており、一説には、ハンセンが譲渡した元の持ち主に返却した、あるいは盗難が理由であるとされているが、確たる証拠はなく謎のままである。身長は約1.8m程度で、全身は茶色い長い毛で覆われ、手が異常に長く、脚は短い。体重は推定100kg、筋肉のついた上半身に胴体も太かったという。顔つきは猿、または類人猿に近い特徴を示す。


こちらは、いわゆる当時の見世物として出ていたものに、動物学者が興味を抱いたところが発端となりました。その学者が調べたところ、インチキではないと判断したから、さあー大変!一気に話題になりました。そこからは紆余曲折、色々とあり、最終的には制作を依頼していたという事実が発覚し、偽物と判断されましたが、そこはまた「レプリカは確かに作ったが、本物はある富豪売った」という話も出てきて、結局うやむやになってしまいました。まあー、偽物の可能性が高いですが、結論は出ていません。

ミネソタアイスマン

実際の写真

続いては、2000年代に入り、ネット社会から出てきたUMAです。

ニンゲン

ニンゲン(ヒトガタ)

2002年5月、掲示板サイト2ちゃんねるのオカルト板で話題となったUMA。海中に棲み、南極に出現するものをニンゲン、北極に出現するものをヒトガタと呼ぶ。日本の調査捕鯨船の乗組員が目撃したとされている、全身が真っ白で全長数十mのUMA。写真撮影しても一見、氷山のようにしか見えないが、画像を拡大するとニンゲンの表皮はつるつるしていて不定形であり人工物ではないようだという。形態も様々で、人間同様両手両足がそろっているもの、五本指の両手があり足がヒレになっているもの、人間の上半身が連結したような形になっているものなどがいる。

こちらは、メイドインジャパンです。当時2ちゃんねるを騒がせたUMAです。色々はソフトなんかも一般的に普及されている時代でので、制作された感も確かにありますね。Googe Earthに映り込んだというニュースで、騒がれたこともあります。こちらも真意は謎のままですが、情報の出どころが2ちゃんねるだったこともあり、割とネタ扱いされることも多いです。

ニンゲン

実際投稿された画像

最後は、たまたま同時期に出た2つをご紹介。

メテペックモンスター

メテペックモンスター

2007年にメキシコ、メテペックで捕獲されたといわれるUMA。当時、その町に住む農夫、マリオ・モレノ・レペス氏は、ウサギを獲るために金属製の罠を仕掛けた。ところが罠に捕らえられていたのは、見たこともない生き物だった。捕まった時にはまだ生きていたが、暴れたためマリオ氏は生き物を溺死させたという。のちに、マリオ氏は不可解な車の火災で死を遂げている。身長は20~30cm程度と小さく、頭は後頭部に向けて細長い。長いシッポがあり、一見すると類人猿のようだが、マリオ氏は高度な知性を持つ、エイリアンの子供ではないかと考えた。この生き物が捕獲されたメペテックの街はUFOの目撃が多く、ミステリー・サークルの多発地帯でもある。


こいつは単純で、所有者であるジャーナリストがリスザルの死体から制作した剥製だったというのがオチのようです。彼が少し手を加え、罠にかかった奇妙な生物のように作ったら、あまりにリアルな造形からいつしか噂が一人歩きし、宇宙人のような奇妙な生物の死体へと話が変貌していってしまったのだという。
すごく、出来がいいですもんね。そりゃーエイリアンにも見えるわな。

画像8

実際の画像


バイーアビースト

バイーアビースト

2007年、アメリカからブラジルのバイーア州に観光のために訪れた少女が、謎の怪人UMAを目撃、撮影に成功した。場所はブラジル北東部、サルヴァトール市内ポルト・セグーロの山中。彼女が森林浴を楽しんでいた所、眼下の水辺に黒い何かが動くのを見たため、とっさに手にしていたカメラで撮影したところ、奇怪な怪物が写っていた。膝から下が水面下に入っているため、足下はわからないが成人男性ほどの大きさであった。全体的にがっしりした体格で、肌は黒光りしていた。そして、頭には大きな二本の角のようなものが生えていた。その怪人物は、手に魚らしきものを抱えていたが、少女の気配に気がついたのかすぐに姿を消したという。外見は、日本の鬼のようにも見えるこの怪生物の写真は大きな話題を呼んだ。


こちらは、もっともストレートです。単純にイタズラのようですね。泥だらけになって、髪を泥で固めただけの模様。でも、写真の絶妙な距離感といいすごく、上手ですよね。

バイーアビースト

実際の画像


本日は、以上になります。
どれも、「恐らくフェイクだろう」というもので、結局真実は謎のままのものが多いです。
うん、そのほうがいい。もし嘘ならネタばらしなどせず、墓まで持っていってくれ!


所説ありますので、あくまでUMA CREW PROJECTの見解です!

次回は、みんな大好き【都市伝説系】です!お楽しみに~




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