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探検日誌:「パレットの裏 Vol.3」

「U-ME」とは?

嫌な天気が続きますねぇー。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
そんなジメっとした気分も吹き飛ばす「パレット上の戦火」読んで頂けていますか?

さてさて。
いよいよ先週第4話にて、主人公たちが、満を持して登場しました!
本日は、漢字いっぱいで読むの大変だったであろう「U-ME」のお話しです。

概要は、本編を読んで頂くとして、一つずつ説明しようかなと。
そもそも何かというと、VEXが対ヴァーリアント対策のため開発し、それぞれの隊員が保有する武器のことです。手持ち武器としても、変形して装着することもできます。
名前は、UMA+Metamorphosisの頭文字を取ったもので、まあー、ざっくり言うとUMAの遺伝情報を用いて武器と融合させたということです。

04VEX本部にて210701_納品


まずは、日本代表「風浦昌≪かざうらあきら≫」が持つU-ME
■槌之子村正《ツチノコムラマサ》

ご存じ、おそらく日本で一番有名なUMAであろう「ツチノコ」と、妖刀伝説で有名な日本刀「村正」が融合した武器。

ツチノコ

ツチノコ

日本各地に生息が言い伝えられる伝説のUMA。体長は、30~80cmほどで、体型はビール瓶くらいの胴に三角形の頭。横槌(よこづち)に形が似ており、胴が太いヘビと形容されることもある。

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村正(例)※写真:Wikipedia

史上最も有名な刀工名の一つ。その作は武器としての日本刀の代名詞で、斬味凄絶無比と名高く、精強で知られる三河武士を中心に、将軍徳川家康・関白豊臣秀次ら天下人を含む戦国時代の武将から至上の業物として愛用された。江戸時代以降は妖刀伝説の風評が人口に膾炙して被害を受けたが、倒幕の象徴として西郷隆盛ら志士に愛用され、一方で歌舞伎・浮世絵を始めとする創作物で村正が題材の傑作も生まれた。


続いて、「モリス・クーンツ・トムソン」が持つU-ME。
■麝阿璽豬旋条銃《ジャージーライフル》

アメリカはニュージャージー州で目撃されているUMA「ジャージーデビル」と、「スナイパーライフル」が融合した武器。

ジャージーデビル

ジャージーデビル

アメリカ ニュージャージー州一帯で昔から報告されているUMA。「リーズ・ポイントの悪魔」または「リーズ家の悪魔」とも呼ばれる。体長1~1.8mほどで、馬、羊または鹿に似た顔に真っ赤な目を持つ。胴体は黒っぽい毛で覆われており、背中にはコウモリのような翼が生え空を飛び、尻には細長い尾がある。

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スナイパーライフル(例)※写真:Wikipedia

遠距離から目標を狙撃するために用いる、精度が高く命中率が良い小銃である。遠距離の照準をつけやすくするために、スコープなどの照準装置を備えるものを特に狙撃銃と呼ぶことが多く、頬当てやバイポッドなどで安定性を保ち易くしているものも多い。高い精度専用に設計されたものと、アサルトライフルなど、本来は狙撃用ではない小銃から精度の優れたものを選抜したうえで改造されるものがある。


続いて、「ンシア・ガンバリ」が持つU-ME。
■栄米蘭槍《エメラランス》

アフリカ全域で目撃情報があるUMA「エメラ・ントゥカ」と、人類最古の狩猟道具、「槍」が融合した武器。

エメラ・ントゥンカ

エメラ・ントゥカ

アフリカの山岳や湖沼地帯でたびたび目撃されるUMA。その外見は絶滅したはずの恐竜を思わせる特徴が多くあるという。実際、エメラ・ントゥカという名前は、コンゴ共和国のリクアラ州に住む原住民の言葉で 「ゾウを殺す者」 を意味する。四足歩行で鼻先に巨大な角を持つとされる。

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槍(例)※写真:Wikipedia

人類最古の狩猟道具・武器の一つで、白兵戦用武器の中で最も活躍した実用的な武器の一つであり、その用途、種類は幅広く類似品も数多く存在する。槍は人類の戦いの歴史に無くてはならない武器であり、全ての時代において使用され続けている。近世以降は銃剣を着剣した小銃が狭義の槍に取って代わったが、その使用法も槍そのものである。旧石器時代には既に人類は投石と槍を使用していたことがわかっている。鋭い牙や爪、突進力を有する動物に対するために槍の長さは有効であり、この利点はそのまま対人の兵器としても発展していった。刺突だけでなく斬撃や打撃を駆使して戦うことができる。


続いて、「ジェシカ・ホワイトロール」が持つU-ME。
■禰󠄀詩亥連接棍《ネッシーフレイル》

説明不要の超有名UMA「ネッシー」と、ヨーロッパ方面では割とメジャーな武器である「フレイル」が融合した武器。

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ネッシー

イギリス、スコットランドのネス湖で目撃されたとされる、未確認動物「ネス湖の怪獣 (the Loch Ness Monster、ロッホ・ネス・モンスター)」の通称。未確認動物の代表例として世界的に知られている。

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フレイル(例)※写真:Wikipedia

柄となる長い棍棒と、穀物と呼ばれる打撃部分、それらを接合する継手(つぎて)から構成される。継手には鎖や金属環が使われるが、皮や紐を使用したものもある。多くのフレイルでは穀物は柄と一対一組になっているが、複数の穀物を一つの柄に繋いだ物もある。特に穀物が棒状のものをフレイルとし、球形の穀物と長い継手をもった種類をモーニングスターと呼び区別する場合もある。


最後は、U-MEの生みの親「トリス・カスガイ」が持つU-ME。

■燿羽衣飛去来器《ヨーウィーブーメラン》

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オーストラリアではバツグンの知名度を持つUMA「ヨーウィー」と、これまた、オーストラリアのアボリジニが使うことで有名な「ブーメラン」が融合した武器。

ヨーウィ(サインなし)

ヨーウィー

オーストラリアで語り継がれるUMA。フーウィー、ウォーウィーとも呼ばれる。もともとは、アボリジニの言い伝えに登場する架空の生物を指す言葉であったが、現代においては、オーストラリアの荒野に潜む未知の獣人、UMAの一般的な呼称として用いられることが多い。体長は1.5m~3mとされ、全身茶色に近い体毛で覆われているという。

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ブーメラン(例)※写真:Wikipedia

狩猟やスポーツに使われる棍棒の一種。かつては飛去来器とも訳された民具である。大型のものを除けば、手で投げて飛ばすことができる。投げた後にある程度の距離を飛行した後に手元に帰ってくる種類が特に有名であり、一般にブーメランといえばこの種のものが連想される。

以上、U-MEに活用されているUMAと武器のお話しでした。

まだ本日時点では、全貌を見せられるのは、トリス・カズガイの燿羽衣飛去来器《ヨーウィーブーメラン》だけでしたが、徐々に各キャラクターの紹介と共に、それぞれのU-MEの全貌も明らかになっていきます。


いよいよ、主人公たちが登場し、物語は加速していきます!


本編をどうぞ、お楽しみに~

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