2発目

こんにちは。ゆりりうすです。
78年前の今日、11時2分に長崎に日本としては2発目の原爆が落とされました。
今年の平和式典は本当に運が悪く、台風の最中にやることになりました。なので首相は来ないのです。でも何か違う方法、例えばオンラインでも長崎に向けて自分の思いを表明することは出来ますよね？
…さっき、首相のビデオメッセージを見ました。あまり意味が無かったですね。
78年前の長崎の原爆は、6日の日の広島に落とされた原爆とは違い、プルトニウムが使用されていました。広島はウランです。どちらがより悪いかと言えば(どちらも悪いのは間違いないのですが)、プルトニウムの方がより危険です。
皆さんも原発の恐ろしさを知ったので、この意味お分かりですよね。
広島も長崎も山に囲まれた盆地状の地形です。他の候補地だった所も。後で爆発の影響の統計を取る為にアメリカは日本に実験を施しました。
その上、長崎は当日の予定地ではなかった。本当は北九州の小倉に落とすはずが、小倉上空は雲で覆われていたので、急遽長崎に変更になったのですよね。
2発目はあってはならなかった。
もちろん、1発目の広島もあってはならなかった。でも2発目を落とす前の２日の間に日本はもう白旗を上げて回避することが出来たのです。
しかし、あくまでももう負けだと言うことを認めなかったので、2発目が長崎に投下されました。
浦上天主堂をご存知ですよね。爆心地に近い所にありました。投下された時、ちょうど教会の中では告解が行われていました。告解。つまり、あなたが心に抱えている罪を司祭に話すのです。そして、許しを乞う。
その時間に原爆が投下されたのです。もちろん、司祭も信者も全員亡くなりました。
キリスト教の人が多い国がやらかしたことがこれです。
元アメリカ大統領のバラクオバマは、アメリカの大統領として初めて広島を訪れ献花した人です。それは皆に感動を与えました。特に日本人に。
でもこういう事実も知っていますか？知っているかも。とても有名な話だから。でも、今あえて言わせてください。今、だからです。
別の日に各国の首脳が集まって、原爆投下のビデオを見ていました。投下してキノコ雲が登った瞬間、バラクオバマは笑いながら拍手をしました。他の首脳も同じです。唯一、その時にそういう言動をしなかったのは、当時ドイツの首相だったメルケルとロシアのプーチンだけだったのです。プーチンはその瞬間に胸の前で十字を切ったそうです。
今のプーチンがやっていることは、許されることではありません。でも、どの国も１つの顔しかあるわけではないのです。
前にもお話しました。どの人も、どの国も決して１つの顔だけを持っているわけではないのです。色々な顔を持っています。
それと、国と人は違います。ロシアが嫌いでも、ロシア人の良い友人がいる人はいますよね。中国が嫌いな人でも、中国人の友人がいる人もいます。国と人を一緒にしてしまうのは危険です。
もちろん、日本が心から嫌いな人もいるでしょう。その気持ちを止めることは出来ません。嫌いな人にはそうなる理由があるのです。
俳優で歌手の美輪明宏さんも、長崎にいらしたので被爆しています。美輪明宏さんは、割と早くからこの事を言っていました。絶対戦争反対の立場をとる人です。そうですよね。ずいぶん辛い思いを戦時中も原爆でもされた方なのですから。
それから、最近では福山雅治さんが自身を被爆二世だと発表されました。このことを言うのに、ずいぶん勇気がいったと思います。彼がなかなか結婚しなかったのは、このことと無関係だとは思えません。
アメリカの人は原爆投下を良かった事だと言う人が多いのは知っていましたが、この頃のアメリカ人の中には、原爆投下が本当に良かった事だったのかと、疑問の声も出ているようです。
ここに、少しでも明るい光を感じたいのです。
今日のゆりりうすも、ものすごく真面目です。もちろん、15日にも投稿しますよ。