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禍話リライト

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毎週土曜の夜23時からツイキャスで配信されている「禍話」から面白かったものを随時文字化します!
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#怪談

【禍話リライト】イスのオジサン

 怪談は日常に近い方が恐怖度が増しやすいと思う。  例えば過去にリライトさせてもらった箒…

竹内宇瑠栖
10日前
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【禍話リライト】ひとんちのおかあさん

 子どもの頃に、友人のところへ遊びに行ったときに奇妙な体験をしたことはないだろうか。あま…

竹内宇瑠栖
2週間前
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【禍話リライト】同じ人でした!

 怪談の怖いところは、全く別の話だと思っていたら、つながってしまうところではなかろうか。…

竹内宇瑠栖
1か月前
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【禍話リライト】なかむらさん

 怪異にはどのようなきっかけで巻き込まれるかは分からない。それが、楽しい飲み会の席の可能…

竹内宇瑠栖
1か月前
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【禍話リライト】きになるひとの話(仮)

 毎回、このリライトを書くときには、禍話wiki(下記)に上げられたタイトルを使わせていただ…

竹内宇瑠栖
1か月前
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【禍話リライト】掲示板の花飾り

 奇妙なバイトというのは、怪談や都市伝説の定番だが、この話のバイトは一見怪異とのつながり…

竹内宇瑠栖
2か月前
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【禍話リライト】スリッパを履け

 常に怪異の傍で暮らす人たちは、それなりの術を心得ている。  これは、そんな一端が垣間見える話。 【スリッパを履け】  小学校時代、誰しもクラスに一人は裕福な友人がいたのではなかろうか。大きな家に住み、広い玄関には獣皮の敷物がひかれている。そんな家だ。  現在50歳近い吉田さんが小学校の頃というから、昭和も終わり頃の話。当時栃木県に住んでいた彼の級友にも御多分に漏れず金持ちの友人がいた。名前はAくんとしよう。  Aくんの家がどのくらい金持ちかというと、ブラウン管のかなり大

【禍話リライト】トイレの作業員さん

 「好奇心は猫を殺す」というが、いらぬ好奇心が禍を招くことは枚挙にいとまがない。  これ…

竹内宇瑠栖
2か月前
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【禍話リライト】甘味さん譚「くぼみ扉」

 ここは行かないほうがいい、直感でもそう思うなら従った方がいい。九死に一生を得るという言…

竹内宇瑠栖
3か月前
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【禍話リライト】桃色の栞

 怪異が何かのメッセージだとしても、それがこちら(人間)側に解るかどうかは別の話だ。  …

竹内宇瑠栖
3か月前
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【禍話リライト】幽体離脱のあと/覚えていた風景

 本編でかぁなっきさんも言っていたが、幽体離脱はかなりメジャーな怪談のテーマだ。その手の…

竹内宇瑠栖
3か月前
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【禍話リライト】続・夢のおばあさん

 ということで、かぁなっきさんが下記を聞いたときに、「怒ってないけどキレそうな老婆の言」…

竹内宇瑠栖
3か月前
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【禍話リライト】夢のおばあさん

 単なる夢の話は面白くない(話が多い)が、現実にリンクするとなると別だ。それが、伝染する…

竹内宇瑠栖
4か月前
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【禍話リライト】乗ってきた人と音

 マンションで特に怪談の舞台になることが多いのがエレベーターだ。あるはずのない階へ向かったり、異界へとつながったりと話のパターンは豊富である。  これは、ある出来事がきっかけでエレベーターに乗ることが怖くなってしまった人の話。 【乗ってきた人と音】  現在30代後半のサラリーマンのAさんは、一人では絶対にエレベーターに乗らない。現在は、乗らなくなったきっかけとなった場所からは離れた場所で暮らしているが、日本全国で大きな建物に入っているエレベーターは大体似たり寄ったりだ。だ