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禍話リライト

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毎週土曜の夜23時からツイキャスで配信されている「禍話」から面白かったものを随時文字化します!
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#怪談

【禍話リライト】五回家族

 昨日の「禍話2024夏の納涼祭」は素晴らしかった。  吉田さんの引き出しの広さに驚き、犬鳴…

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【禍話リライト】こびりついてる

 会社にある独自ルールには、それなりの理由がある。  それは、残された無念かもしれないし…

竹内宇瑠栖
11日前
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【禍話リライト】祠と地蔵のようなもの

 過去の禍話であった話では、大きな敷地内の目立たない場所にある建築物は危険度が高いことが…

竹内宇瑠栖
2週間前
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【禍話リライト】びしょびしょの子

 2週間ぶりの禍話はすばらしかった。  特に後半、「赤い布」から「いんちょうの話」の2話は…

竹内宇瑠栖
3週間前
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【禍話リライト】甘味さん譚「輪ゴムの部屋」

 2024年6月末までは禍話レギュラー放送は自粛だそうだ。かぁなっきさんにおかれては、ご自身…

竹内宇瑠栖
1か月前
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【禍話リライト】イスのオジサン

 怪談は日常に近い方が恐怖度が増しやすいと思う。  例えば過去にリライトさせてもらった箒…

竹内宇瑠栖
1か月前
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【禍話リライト】ひとんちのおかあさん

 子どもの頃に、友人のところへ遊びに行ったときに奇妙な体験をしたことはないだろうか。あまり行かない家ならなおさらだ。それぞれの家に独自のルールや文化があるので、それが違和感のもとに感じることは大いにあるだろう。  これは、そんな子ども時代の奇妙な体験の話。 【ひとんちのおかあさん】  現在アラフォーの男性、Aさんがこの話をかぁなっきさんにしたとき、「さっぱり解釈もできなくて意味が分からないが、奇妙で後味の悪い話があるんですが」という前置きがあったという。  小学生の頃、仲

【禍話リライト】同じ人でした!

 怪談の怖いところは、全く別の話だと思っていたら、つながってしまうところではなかろうか。…

竹内宇瑠栖
2か月前
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【禍話リライト】なかむらさん

 怪異にはどのようなきっかけで巻き込まれるかは分からない。それが、楽しい飲み会の席の可能…

竹内宇瑠栖
2か月前
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【禍話リライト】きになるひとの話(仮)

 毎回、このリライトを書くときには、禍話wiki(下記)に上げられたタイトルを使わせていただ…

竹内宇瑠栖
3か月前
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【禍話リライト】掲示板の花飾り

 奇妙なバイトというのは、怪談や都市伝説の定番だが、この話のバイトは一見怪異とのつながり…

竹内宇瑠栖
3か月前
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【禍話リライト】スリッパを履け

 常に怪異の傍で暮らす人たちは、それなりの術を心得ている。  これは、そんな一端が垣間見…

竹内宇瑠栖
3か月前
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【禍話リライト】トイレの作業員さん

 「好奇心は猫を殺す」というが、いらぬ好奇心が禍を招くことは枚挙にいとまがない。  これ…

竹内宇瑠栖
4か月前
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【禍話リライト】甘味さん譚「くぼみ扉」

 ここは行かないほうがいい、直感でもそう思うなら従った方がいい。九死に一生を得るという言葉があるが、これは霊的な事にも言えるのだそうだ。  これは、人気の禍話レギュラー甘味さんの話。 【甘味さん譚「くぼみ扉」】  廃墟で泊まって、甘味を食べることで知られる禍話レギュラー甘味さんは、ある山奥の民家を見つけた。  家は意外にしっかりとした造りで、ポツンと立っている一軒家だった。事前情報はなく、偶然に見つけた形だ。二階に上がると、いくつか部屋があった。  一つ目の廊下に面した部