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【悩める現場の相談所 #4】リーダー的な振る舞いが苦手…

みなさん、こんにちは!
悩める現場の相談所では、実際に当社ウルシステムズのコンサルタントから上がったお悩みと、百戦錬磨の先輩コンサルタントによる回答をご紹介していきます。

「自分も同じことで悩んでた!」「あーそれ分かる分かる」・・・読めば共感できること間違いなし!


❓:Question

リーダーとして振る舞うのが苦手です…

自分は中堅社員で、年代的にもリーダー的振る舞いを期待される場面が増えてきましたが、率先した行動が取れません。
どちらかというと内向的な性格だと思いますし、どうして他人はリーダー的行動ができるのに自分はできないのだろう、と思ってしまいます。
「他の人からどう思われるか」「悪く思われていないか」も気になります…
どうやって乗り越えればよいのでしょうか?


ここからは、ウルシステムズコンサルタントたちの回答をいくつかご紹介していきます。
色々な考え方がありますので、共感できる回答やヒントになりそうな回答をぜひ見つけてみてください!


💡:Answer.1(byシニアコンサルタントAさん)

リーダーはあくまで役割でしかない
「自分に合ったリーダーシップのスタイル」を見つけよう

私はこれまで何回かチームリーダーやPMの経験がありますが、自分のことは内向的な人間だと思っています。なので質問者さんのお悩みにはすごく共感できます。

自分もリーダーを任された最初の頃は「オラオラ・ビシバシ・グイグイ」系のリーダーに憧れていましたが、最近は「リーダーはあくまで役割でしかない」と考えるようになりました。
場面によって求められるリーダーの役割は変わると思いますが、その役割に対して必要なことや目的が達成できていれば十分なのです。

「オラオラ・ビシバシ・グイグイ」系リーダーの振る舞いも、その目的に立ち返って考えみるとご自身がやりやすい振る舞いに置き換えられると思いますよ。
例えば以下のように置き換えてみるのはいかがでしょうか。

  • 「オラオラ・ビシバシ・グイグイ」系リーダーの振る舞いが「厳しい言動で場を引き締める」だった時・・・
    →目的に立ち返ると・・・誤った考えや意識が周囲に蔓延していくことを防止したい
    →振る舞いをこう置き換えてみよう!・・・対象者を呼び出して個別に注意を行う(その上で全体に周知する)

  • 「オラオラ・ビシバシ・グイグイ」系リーダーの振る舞いが「他人に作業をうまく振り分ける等して統率を取って仕事を進めていく」だった時・・・
    →目的に立ち返ると・・・活動をうまく進めたい
    →振る舞いをこう置き換えてみよう!・・・作業計画を立てた上で作業内容についてメンバーと適宜指示・相談を行ったり、作業を進める上での課題があれば周囲と協力して解決を図る

リーダー的な振る舞いはあくまで目的を達成するための手段ですので、メンバーが求めていることに声を傾け、気付きを得ながら、質問者さん自身のやり方を模索するのがよいのでは、と思います。


💡:Answer.2(byシニアコンサルタントBさん)

リーダーシップのスタイルを知ってみよう!

自分の描くリーダー像と自分にギャップがあることを目の当たりにするとしんどいですよね。プロジェクトごとにどうしたら皆が楽しく仕事ができるか模索し続けています…

私もA氏と同じく「自分に合ったリーダーシップのスタイル」を見つけるのが良いと思います。
では、どうやって見つけるのか?というところですが、リーダーシップのスタイルをまずは知ってみる所から始めるのはいかがでしょうか?
型を知ることで、真似たりアレンジしたりすることができると思います。

いくつか参考になりそうなURLをご紹介しておきますね。


💡:Answer.3(byシニアコンサルタントCさん)

リーダー用の自分を演じてみるのもありかも

私はPM経験が豊富ですが、内向性では誰にも負けない自信があります。(近所の人にあいさつされただけで挙動不審になります。)そんな私がどうやって乗り越えてきたのかご紹介しますね。

ズバリ「リーダーを俳優として演じる」「周囲に自分が不得手なことを補ってもらう」、の2つで乗り越えました。

まず1つ目の「リーダーを俳優として演じる」ですが、自分に適したリーダーシップのスタイルを必ずしも自分の性格と一致させなくてもよいのかな、と思います。自分が演じやすいリーダーを描き、プロジェクトの間はそれを演じることで、ロールプレイングゲームのような楽しさだけでなく、本当の自分を護ることもできるのかな、と思います。

そして2つ目の「周囲に自分が不得手なことを補ってもらう」ですが、リーダーは完全無欠の人間ではないので、周囲に助けを求めることも重要です。例えば自分は内向的なので関係者との調整が苦手です。なので、そういったタスクが得意そうなメンバーがいたら、その人に補ってもらったりしています。


おわりに

今日は、リーダー的な振る舞いに悩む中堅社員のお悩みに対して、ウルシステムズコンサルタントの回答をいくつかご紹介しました。
自分の強みを活かしながら「自分に合ったリーダーシップのスタイル」が確立できると良いですね!

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