《人財》どういう人を紹介したくなるか?
フリーゲームプロデューサー、うきょうです。
普段は提携先のクライアント様のアプリ開発、総合プロデュース、マーケティング、事業戦略、採用などを行っております。
今回のテーマは「紹介」です。
いろいろな開発会社さんとやりとりをさせていただく中で、私もよく人の紹介(個人事業主、フリーランス)、会社、チームの紹介をしてほしいと聞かれることがあります。
もちろん逆のケースもあり、私が開発会社、人財を探すときもあります。
しかしながら、各種紹介は簡単にはマッチングしないことも多く、就職、転職、にも近い難しさが多々あります。
今回は紹介に焦点を当てて、いくつかポイントとなる部分をまとめてみました。
<紹介できる人、紹介できる会社の事例>
私が第三者へある方をご紹介するときに気をつけていることです。
❶自分自身がよく知っていること
当たり前ですが見ず知らずの人を第三者にご紹介するわけにはいきません。最低限一緒に仕事をしたことがあるとか、お金や仕事に関する考え方が理解できる人でない限り、簡単にご紹介はできません。
❷紹介された方の責任まで持てる人
最悪紹介した人が粗相をした場合でも、私自信が責任を取れるような方が理想的です。つまり、この人ならば失敗しても自分責任取れるなっていう人をご紹介させていただきます。
たまに連絡が取れなくなる人とかもいるのですが、それでも代理で連絡が取れるような方であることが理想的です。そもそも音信不通になるような方はご紹介できませんが・・・。
❸スキルだけでなくカルチャーに会う人
仮にスキル的に優秀であっても、紹介する会社様の文化や進め方などに合わないと判断したらご紹介はやめておきます。
その理由としてはやはり紹介する人のパフォーマンスが活かせないこと、紹介した人も紹介された方もストレスを抱えてしまう可能性があるからです。
個人のスキルやパフォーマンスが最大限活かされるためには、その人にあった環境、文化、進め方、コミュニケーション方法がありますので、それに合うかどうかはとても重要です。
❹ほどほどに健康であること
これはめちゃ重要ですね。
なんたって健康は第一です。休みがちだったり身体を過度に壊しがちな方は紹介するにはちょっと難しいです。
<紹介される時に気をつけていること>
私が第三者からご紹介を受ける時の事例です。この時も、上と同じような要素を供えつつ、追加で下記のような部分も超大事です。
❺営業マンがコロコロ変わる会社は要注意
紹介エージェントや、ある営業マンの中には紹介後、すぐに離職される方も多いですが、そういう方が紹介していただける法人様からご紹介いただく事例はお断りさせていただいております。
これは過去手掛けてきたプロジェクトの数々、同じ社内で見てきたプロジェクトの経験則からも言えることです。
理由としては、ゲーム開発のプロジェクトは長いものだからです。
紹介者が簡単に転職したり離職する会社とお付き合いすると、業務の引き継ぎがうまくできていなかったり、営業マンの上手な手八丁口八丁でいい感じに契約が丸め込まれていたりすることがあるからです。
あとはその営業マンが絶大な仕事をこなしていて、いろいろな意味で調整をしてくれた場合などもいなくなると相当大変になり、困ってしまうことが多々あるからですね。
そもそもフロントがすぐに離職すると、それはそれで情報ロスも多いので(全てとは言いません)、リサーチした上で組まれる方がいいかもしれません。
本当に要注意です。
❻SNSで暴言が多い人とは付き合わない
たびたび私が記事にしますが、これは開発だけでなく、付き合うとどう転んでも地獄です。
あなたが付き合うことになる可能性のある人の名前はfacebook、Twitterなどは必ずチェックしましょう。あとは業界内で評判が悪い人、というのは付き合うと地獄が待っています。
無駄なストレスを抱えないためにもできる限り、ネット弁慶の方や他者に対して口撃がきつい人とお付き合いする場合は相当な覚悟が必要です。
❼チーム単位で紹介を受ける時は実績とスキルを要チェック!
チーム単位で紹介を受ける時は全員が優秀でないことが多いです。大方はマネージャー1に対して中堅1、新人レベルが1というようなセットで紹介されることが多いです。
ある種これをよしとしないと成り立たない場合がありますが、少なくとも金額面での折り合い、過去の実績、スキルレベルは確実にチェックしてから個々の能力も絶対に確認しましょう。
しっかりと契約書にいろいろなルールを盛り込んで業務をしないとあとあと大変なことになりますので、こちらも話し合いや能力確認が必要ですね。
まとめ
・紹介とは言えども基本は就職、
転職のフローと同じぐらい重要なポイントは同じ
・スキルフィットも大事だがカルチャーフィットも重要
・離職率などに気をつける
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【執筆者:うきょう】
ゲームプロデューサー&マーケティングコンサル。
経営者・事業者、プレイングオーナー向けに売上コミットをサポートする社外プロデューサー&ディレクター|PlayLife代表|売上向上講座を毎週開催|ゲームプロデューサー21年。日中台韓で50作品以上リリース、Han Game売上No1実績|Softbank〜LINE出身|代表作:チョコットランド、アトリエオンライン
PR&マーケティング実績:2019年、2020年 クライアントの教育サービスにて e-larning Award 2年連続受賞
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