《転職、就職》デキる人、残念な人の面接力
ゲームプロデュース会社「PlayLife」代表、うきょうです。
数多くの採用面談を経験していると、デキる人、残念な人の面接というものがある程度パターン化してきます。
そこで今回は、デキる人が面接時(面接前)にやっていること、残念な人がやっていることについてお届けしたいと思います。
何かのお役に立てれば幸いです。
【概要】デキるやつはここが違う!
重要な点は、社会的な立ち振る舞いが備わっていること。
私も含めてそうなのですが、ゲーム業界では社会的マナーが足りない人が実に多いです(笑)。
けれども、なぜそこをある程度重要視しているのかというと、最近は対外的な情報発信をする事例が多いこと、他人とのコミュニケーション、最低限のモラル、TPOといった要素も重要視されてきているからです。
スキルやポテンシャルについては事前に適性診断を受けているので、ある程度把握はできています。
その前提で、面談では、質問した内容に対して、意図をある程度汲み取った上で返答してくれるといった、やりとりができることを重要視しています。
それ以外では過去の経験、考え、人として一緒に仕事ができそうか?というポイントですね。
✅デキる人:会社や仕事内容を調べてくる
残念な人は、今やこれすらもしない人です。
たとえば、エージェントから
面接日時だけを伝えられ、
そのまま面接にレアモンスターの如く
現れるケースです。
たまに会社名を間違えるという
メガンテ級の呪文を唱える人もいるぐらいです。
そんな人には「メドローア!」
デキる人は当然会社ぐらい調べます。
売り上げ等も調べてきます。
✅デキる人:ちゃんとした受け答えができる
喋るのが苦手だというのはこれに該当しません。
一番のポイントは、質問したことに対して
回答ができるかどうかです。
たまに、質問がわからない場合や、
見当違いのことをあてずっぽうで
回答することもあると思いますが、
質問がわからないときは素直に
「もう一度お願いします」と
聞き返して欲しいのです。
これ現場で分かったような感じで理解されたり、勘違いされたままだと、必ず問題が勃発するからですね。わからない時はわからないと聞き返せないのはお互いにしんどくなるので素直さ、とても大事です!
この質問をきちんと回答できない人の特徴ででは、だらだら喋りが長い人も割といます。これは自分の中で要点をまとめられないことや、変に見られてしまうことを恐れて口数が多くなることも多いと思いますが、シンプルに苦痛です。周囲の面接官も疲れちゃうので注意しましょう。
✅服装が綺麗(オフラインの場合)
スーツか私服かとかは個人的にはどうでもいいです。ただなんか服が汚いとかは明らかに対面時ではマイナスポイントになるので、せめて綺麗な服装がいいと思います。
【私が面談する際、画像はOFF、写真も不要】
最近私が面談する際、履歴書は不要。あっても写真は張らないで欲しいと伝えます。面談の時はオンラインでやることが多いですが、顔などを見ないでやります。それはシンプルに先入観を排除するためです。
人は見た目が9割という本があるように、見た目でバイアスがかかってしまうからです。結局のところ、見た目で採用されることは実に多いです。
【概要】さらにデキるやつはここが違う!
✅いろいろなことにめちゃくちゃ詳しい
例えば面接官、私の場合は現場の責任者やプロデューサーとかになりますが、その人たちまでも想定して調べてきていることがあります。
例えばネット上のインタビュー記事を見ていたり、公式サイトの社長の声とかそういった感じのものですね。
今はだいたいどのサイトにも社長の声、内部の声などが掲載されています。それらを調べて、会社の情報、仕事の進め方、重要視している価値観などについて調査しておくと、面接の際にも有利になりやすいですし、ラポール(信頼関係)を築きやすい点で有利です。
✅仮説検証をその場でして質問をしてくる
聞いた話をある程度終えた後、自分が働くならばこういう感じか?や、こういう価値観で動けばいいのか?とか、その上で自分の役割はこういう感じでお役に立てそうか?というような質問をされる方が稀にいます。
こういう方は、自分自身が馴染めそうか、パフォーマンスがだせそうなのか?を質問されていて、それが合わないと思ったら自分から降りることもよくありますが、これはすごく大事なことです。
何をやったのか?ではなく、なぜやったのか?
過去の履歴をただつらつらと話すだけは誰でもできます。
そうではなく、採用する側が知りたいのは、なぜそれをやったのか?の方です。あなたがどんな意図や考えを持ってその経歴を作ってきたのかということです。
ここを聞くことによってあなたがどんな価値観を持っていて、どんな行動特性を持っているのかなどを知ることができるからです。
✅それでも完璧な面接はない
と、いろいろと書いてきましたが、それでも完璧な面接官も、完璧な面接もありません。また、仮にそこで最高の面談ができたとしても、たまたま同じようにポテンシャルや素養が似たような方が面談された際、タッチの差で前に面談された方が入ることなどもあるからです。
なので仮に落とされたとした場合はその事由を聞けたら聞いた方がいいですし、聞けなかったとしても諦める必要はないということです。
タイミングや運が絡むこともありますので、諦めずにチャレンジして欲しいのです。
【執筆者:うきょう】
自立を目指す方へのビジネス全般をサポート。
経営者・事業者向けに売上コミットをサポートする社外プロデューサー&ディレクター|PlayLife代表|売上向上講座を毎週開催|ゲームプロデューサー21年。日中台韓で50作品以上リリース、Han Game売上No1実績|Softbank〜LINE出身|代表作:チョコットランド、アトリエオンライン
PR&マーケティング実績:2019年、2020年 クライアントの教育サービスにて e-larning Award 2年連続受賞
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