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2023/6/22 広末涼子(18)がえぐかった

今日は6時に起きた。木曜日は資源ごみの日だけど、ダンボールはそんなに溜まってなかったから、なんとなく捨てにはいかなかった。今思えば行けばよかった。溜める理由はなくね?

久々の快眠だったし、時間も健康的だし、何かインプットしたいと思った。
U-Nextをザッピングすると、気になっていたドラマが追加されているではないか!なぜ気づかなかったのか。幸いにして時間はたっぷりあるので、今日はこれにフォーカスしよう。日記でも思ったことをまとめようと思った。

テレビドラマ『聖者の行進』

98年1月から金曜22時枠(攻めてる)で放送されたTBSドラマ『聖者の行進』。
“野島伸司作品”とか”いしだ壱成が凄かった”とか、存在自体は知っていたけど、見たことはなかった。90年代の日本のムードやカルチャーが感じられるドラマ(主に社会派な作品が多いけど)は、自分がコンテンツ作るときに、血肉となっていることが多いので、“学びが多いんじゃないか?”とワクワクで視聴をスタートしました。
ちなみに現在までの右恭の、自信を持って好きと言えるテレビドラマ群は『IWGP』と『若者のすべて』。果たしてこれに続く作品となるか!?

今日1番伝えたいこと「広末涼子がかわいい」

昨今、世間を賑わせている広末さんですが『聖者の行進』を享受した直後の広末涼子に伝えたいことは感謝と「好きになりました。」しかないでしょ!きっと料理人の方も、久々に『聖者の行進』を見た直後で、広末さんと出会ってしまったに違いないわ。

どのシーンを切り取ってもヒロスエ。なんかああいう、広末涼子演じるありす(役名)の、オリジナルなかわいさに触れた時のような心情を“ヒロスエ”ってラベリングするべきではないか?
“かわいい”とかより、もっと解像度の高い表現だと思う。そして体操の技の名前みたいで憶えやすし、凄くイイじゃん!(マーティー・フリードマン風)

ありすが出てくるシーンは全てにアガペーだけれど、一番好きなシーンは永遠(いしだ壱成の役名)とちゃんと遊びに行った遊園地のシーン(2回目の方)。テーマパーク苦手な右恭が「遊園地行きてえな」って思ったたのは、自分の中で相当ショッキングな出来事だった。特にジェットコースターのシーンの広末涼子は相当に“ヒロスエ”だった。

②PHSを返すシーンにはマッチングアプリあるあるしかなかった

タイトルの通り。ありすと永遠が初めて会うシーン。2人はそれまで電話でのやり取りしか、していない状態で出会うんだけれど、そこで自分の理想としていた相手と出会えるか!のドキドキと(うーん、なんか違うなあ)の随分と自分本位で身勝手な期待外れ感は、マッチングアプリ全盛期の今のあるある話と通ずるな~と思った。98年のドラマだけど、図らずもむしろ現在の方がよく起きてる現象を描いているの、タイムリープしてて面白かったし「お~!あるよね~!」ってなった。多分リアルタイムで見てた人が絶対に抱けなかった感想を、現在軸で過去作を見ることでゲットできる(しかも自分の年齢的にもマッチしてて)のは、ラッキーだよね。

③人は“心の弱い生き物”だって認めて良い。

第8話での宇野弁護士(いかりや長介の役名)の言葉に、救われたのでそのまま文字起こしします。

(人間は)強くなることはないです。
弱い自分に苦しむことが大事なことなんです。
人間はもともと弱い生き物なんです。
それなのに心の苦しみから逃れようとして、強くなろうとする。
強くなるということは鈍くなるということなんです。痛みに鈍化になるということ。
自分の痛みに鈍感になると、人の痛みに鈍感になる。自分を強いと錯覚した人間は他人に攻撃する。痛みに鈍感になり、優しさを失う。
良いんですよ。弱いまんまで。
自分の弱さに向き合うこと。それを大事になさい。人間は弱いままでいいんです。いつまでも。
弱いものが手を取り合い、生きていく社会こそが素晴らしい。

『聖者の行進』第8話 1998年3月6日 ひとかけらの希望

一般化した教訓にするなら”外部性が強い×善悪が不明瞭×根の深い問題”に対して、当事者意識をもって個人で対峙すると、どんな人でも時期に心が疲れていく。でもそれは当然のことで、決して自分が弱いから起きた事ではないから、強くなろうと思わなくて良い。自分の弱さを自認した上で、外にベクトルを向けながら、協力者を見つけ、解決に向かっていくのがベターな戦略だ。

現代社会の色んな所で起きている話だから、右恭も忘れずに心に留めて、徐々に復帰していこうと思う。そして8話で疲れも含めて、グッときたので、今日はここで一旦視聴終了にしました。

明日は9話~最終話をちゃんと見ようと思います。多分だけど自信をもって、好きと言えるテレビドラマ群に加入するんだろうな。

僕がいつも見てる素敵な景色をおすそ分け

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