液体の中に「印刷する」3Dプリンター技術
今回は、オーストリアで生まれた3Dプリンター技術について、紹介していければと思います。
・3Dプリンターとは
最初に3Dプリンターとはなんなのか、という話ですが、3Dプリンターで出来るものは最初から立体的に製造されるものではありません。
3Dプリンターは、薄くスライスされた平面(2D)の層を重ねて作り上げる技術です。
最初に3Dの最終系をロボットに認識させて、それを平面を重ねることで作り上げるんですね。
・液体の中にプリント
オーストリアに拠点を置く「PRINT A DRINK」は、飲料に特化した3D特化技術を開発しました。
ロボットを使って、液体の中に液体を注入し、それを多様な形で表現することができるのです。
実際に、その技術を使っている映像がこちらになります。HPには写真も載っています。
水やソフトドリングなど多様な飲み物にプリントが可能です。
アルコールであっても、40度を超えていなければ可能だそうです。
当然、プリントされたドリングは飲むことが出来ます。
大体10分間はプリントが維持されます。
非常に芸術的な技術ですね。
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