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無駄なことはやらない

どうも、ウクモリ ヒロオです。

花粉の飛散量が凄いらしく、薬を服用していても少し辛い状況になってきました。昔ほどでは無いにせよ、このシーズンは花粉の辛いイメージが強すぎて、あまり好きになれません。もう少しの辛抱だと思うので、何とか乗り切りたいおと思います。

ところで、少しずつ半期末が近づいてきました。私の会社の決算は9月なので、ちょうど中間地点になります。私の場合、半期末だからといって特別なことは一切しません。私が経営者になる前、私の会社では月末になるたびにお客様に対し、納期の前倒しをお願いしていました。いわゆる「需要の先食い」です。お客様の同意のもと実施していたので、決して法律的にどうこうという訳ではありません。ただ、お客様の実情に合わせた行為かというと、全く逆の場合が多かったように感じます。

なので、経営者になって直ぐに取り組んだのは、こういった「お客様のお役に立っていない行為」を止めさせることでした。納期の前倒しについては、結果的に翌月の需要の先食いをしてしまうので、次の月も同じように交渉しなければならなくなるため、負の循環(スパイラル)に陥っていました。そうなっていることに本人達が気付いていない・・・いかにお客様に目が向いていなかったかを如実に表す事例です。

朝のミーティングで納期の前倒しを止めようと切り出した時、一様に「なぜ?」という表情をしたのを、今でも思い出します。ただ、その時に何人かの社員は同調してくれ、彼らと共に「お客様のお役に立つために出来ること」という、基本たる言葉を実践する会社へと変わるキッカケを作ることが出来ました。

私は今、経営者のひとりとして常に感じているのは、結果的に基本に忠実な会社が強いということです。最近、私の会社では採用時に一番大切にしているのは、「嘘をつかない」というとてもシンプルなポイントです。正道を歩むためには最も重視したい点なので、常日頃から社員にも伝えています。

私の会社で何か問題が起こった時、絶対に守りたいのが「正しく対応する」ことです。お客様に嘘偽りなく情報を提供し、その上で早急に対応もする。当たり前かもしれませんが、それが今では松山工業の特長になり、信頼感にもつながっています。今ではご相談いただく新規案件も増え、ありがたいことに業績も好調を維持しています。また、状況を良くしようと演出する必要が無いので、無駄な労力を割くことも無くなりました。

無駄なことはやらない

お陰様で、私の会社はお客様の声に真摯に対応する社員が、日々頑張ってくれています。20年前はこんな当たり前の考え方を実践するだけでも、相当苦労しました。が、今では当たり前なことが当たり前に出来る・・・そんなありがたい社員に恵まれています。だからこそ、私自身も日々を無駄にしたくないという気持ちで取り組むことが出来ています。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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