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母国オランダ、歓喜の瞬間

どうも、ウクモリ ヒロオです。

前回のベルギーから一転、晴天下で行われたオランダGPの舞台は、35年ぶりのF1開催となったザントフォールトサーキットでした。
昨年のオーストリアでの2連戦同様、オレンジ一色に染まった観客席。無数の発煙筒が炊かれるのをみて、実際に会の場にいたら厳しいな・・・そんなことを思いました。ただ、母国ドライバーがチャンピオン争いをしている状況下、歓喜に包まれたオールドタイプのサーキットは、幸せに満ち溢れていたように感じられました。正直、とても羨ましかったです。

*今回はDAZNの中継画面、Motorsports.com、F1 Dutch公式サイトなどの画像絵お引用させていただきました。

見ごたえある一戦

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オーバーテイクがとても厳しいザントフォールトサーキット。F3もW Seriesも大きな順位の変動がなく終わったので、正直なところ、先週のスパとは違った意味で面白みのないレースになってしまいのかな…そんなことを予期していました。

ただ、レースはセルジオ・ペレスの活躍を見るまでもなく、かなり白熱したものとなりました。Q1敗退、ピットスタートと残念な状況から、あの順位まで持ち直し、ベストドライバーに選ばれた彼の実力は本物だと思いました。

また、今回の主人公マックスとルイスは、その差が1秒を切ることもあったことから、ひさびさに興奮しました。タイヤ交換の判断が異なり、どちらの選択もギャンブルだったことで、オーバーテイクがあまり生じないレースがとても面白いものとなりました。

ルイスは、ミディアムタイヤを選択したことで完走が可能かどうかが焦点になり、ドラマを感じました。ここ数年、後半でバーストが多発するケースもあるだけに、ルイスの心境がとても気になりながら中継を観ていました。案の定、無線でボヤきまくりだったルイスですが、それだけ今回は2チームが競い合っていたことになります。

逆にマックスは、ハードタイヤで追従をかわせるかが焦点となりました。実際にレースペースは、当初はルイスに分があるように見えたことから、終盤まで目が離せない状況が続きました。私と同じように、トイレに行くタイミングを失ってしまった方も多いのではないかと思います(苦笑)

それ以上見応えがあった観客席(笑)

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今年のオランダGPで印象に残ったのが観客席です。スタート直前の一瞬だけ、グランドスタンドがオランダ国旗カラーに変化し、かなり驚きました。
(DAZNの中継画面を引用しています)

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フリー走行からレースが終わるまで、終始いたる所でオレンジ色の発煙筒が焚かれていました。人によっては発煙筒でレースに集中することが出来なかったと苦笑している人がいることを想像してしまいますが、オランダの方々がマックスの健闘を心から願っていたことが、良く分かる光景でもありました。

そんな中でのマックスの優勝。
表彰台に上がった直後の国歌斉唱では、なんとスタート前に国歌斉唱したアーティストの方がまた歌っていて・・・しかも、その後に改めて会場に国家流れる・・・その演出にかなり驚きました。

35年ぶりのザントフォールトサーキットでのF1は、どうやら大成功の裡に終わったようです。既に来年はバンク部でDRS区間を増やそうと検討が始まっているようです。あそこでオーバーテイクがあれば、かなりレースは面白いものになりそうなので、来年の開催が楽しみです。

HONDA.RACINGで記念ポスターが

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今回、画像を検索していたら、ホンダ公式の「HONDA.RACING」でオランダGP優勝記念ポスター のダウンロードサービスが始まっていました。
全くチェックしていなったんですが、開幕からこれまで、HONDA勢で優勝者が出た際、REDBULLと参戦して50戦目を祝う場合とポスターが作成されています。シルクスクリーン調の素晴らしい色彩が見事なので、いずれはがきサイズで印刷しようと思い、全てのポスターをダウンロードさせて貰いました。

今週末はモンツァでのイタリアGPですが、徐々に来期ラインナップが発表になりつつある状況下、角田選手が続投となるかが気になります。
後半も波に乗れない状況下ではあるものの、徐々に成果を上げつつあるとも考えられるため、来期もドライバーとして活躍してほしいな・・・そんなことを思います。

そろそろ今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!


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