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イワキテックさんに行ってきました

松山工業株式会社の鵜久森洋生です。私は毎週土曜日はDMM.make AKIBAさん(以下、アキバ)の公式マガジン「MAKERS」向けの投稿を続けています。

今回は先週末に行った、愛媛県のイワキテックさんでの工場見学会について書き綴りたいと思います。どうぞ、最後までお読みいただければ幸いです。

ようやく実現した工場見学

イワキテックさんの工場見学を開催したら面白そうだね・・・そんな話が出たのはかなり前になります。なかなか状況が許さない中、ようやくその日がやってきました。しかも、今回は初めてDMM.make AKIBAさんと3x3 Lab Futureの共催イベントが実現。長年、コミュニティー同士をつなげようとしていた私としては、念願のイベントでもありました。

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当日は福山駅に集合し、一路イワキテックさんへ。本社工場のある岩城島は、3月20日に岩城橋が開通したばかり。手前の生名島で数分間フェリーに乗りますが、福山から約1時間で現地に到着しました。

圧倒的なスケール感

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安全教育を兼ねた座学の時間を経て、安全帯などを装着しつつ、イワキテックブルーの作業着に着替えました。作業着を着用したことにより、安全に対する意識が高まったと同時に、イワキテックさんを見学させていただくんだという想いが強くなりました。

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記念撮影の後、工場内部に。入った瞬間からスケール感に圧倒されます。普段、手のひらに何個か載るような部品を扱っている私からすると異次元の世界です。グラインダーで鉄板を削る人、巨大な加工品に上で作業員に指示を出す人。正直なところ、見学するだけなのになぜ安全教育を…という疑問があったのですが、現場を見た瞬間からその理由が理解出来ました。

加工プロセスを学ぶ

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見学工程の各所で、実際に加工のデモンストレーションを見せていただきました。イワキテックの皆さんにとっては当たり前なプロセスでも、我々にとっては未知の世界。だからこそ興味が湧きます。

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一品一様の仕事をしている会社だからこそのアナログ感。イワキテックさんがアキバのパートナー企業になったのは、そんな現場を変えたいという山本社長の強い想いがあったから。単にロボットを導入すればよいじゃないか・・・といえない環境だということは、現場で熟練した作業員が肌感覚で加工している姿を見ることによって理解出来ました。

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少しでも作業員の安全性や快適性を向上したい・・・火器や重量物を扱う工場だからこその視点で考えると、まだまだ課題が多いのが現状だそうです。

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何よりもチームワーク。見学してみると、至る所に掲げられた「安全第一」という言葉の重みを感じました。

クレーンの上下で

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見学後半はクレーンの搭乗体験を開催。私は高所恐怖症のため、下でドローンの操縦体験をしました。ひさびさのドローン操縦でしたが、最近の機種はかなり操縦しやすくなっていることに驚きました。

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クレーン上部まで行かれた方の多くが、かなり手に汗をかいたとのこと。約30メートルの高さから見た景色、出来たばかりの岩城橋のすぐそばだからこその絶景だったそうです。

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ちょうど「Jー3」と書かれた部分に登ったことになります。私は行かなくて良かったな・・・と。見学にも同行されていた山本社長から聞いたところ、クレーンも自動操縦出来るようになれば、社員の安全性につながるので検討したいとのことでした。30年、工場内での作業が全く変わらない・・・そんな状況を打破すべく、様々なことを考えている山本社長の姿勢に共感することが多かったです。

本当にありがとうございました

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今週水曜日に3x3 Lab Futureに集まって、イワキテックさんや岩城島の課題についてディスカッションを行ないました。特に新たな居住者を増やすなど、岩城島の活性化については外部から見学しに行った人に意見は、とても具体的で意義があるものが多かったので、実際に反映されたら良いなと思いました。

今回の見学会、多くの見学者と同様、初めて見る光景ばかりだったことから、多くの気付きが得られました。また、工場見学後の懇親会や、翌日の岩城島観光ツアーなど、イワキテックさんのホスピタリティが凄く、ありがたかったです。本当に感謝しかありません。

イワキテックの皆様、主催していただいたDMM.make AKIBAさんと3x3 Lab Futureの皆様に感謝しています。本当にありがとうございました。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!


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