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南極づくしだった土曜日の午後

どうも、ウクモリ ヒロオです。

少し前にnoteで南極から年賀状が届いたことを語りましたが、おととい放送された南極観測隊の特集番組で、年賀状の送り主が登場しました。しかも、登場したのは一番最後。それだけ、彼の挑戦が注目されていたことを改めて知り、とても驚きました。南極の氷山の下を自立型の水中ロボットで探索する・・・そんな世界初の偉業を成し遂げた人が知り合いでいてくれたことに感謝しています。

画像はウェブからオンライン上で発見したジャケットのものを引用しています

ところで、その番組の直前には、公開から40周年を迎えた「南極物語」が放送されていました。公開当時に観に行った記憶がありますが、あの作品も40周年を迎えたんだと思うと、何か感慨深いものがあります。今回放送されたのはリマスター版で、驚くほどにクリアな映像に生まれ変わっていて驚かされました。本編が放送される前には、当時を振り返る特別番組も放送されていて、そこで関係者が語っていた過酷な撮影環境についても、驚愕する内容が多かったです。

また、当時タロとジロを演じた2頭が、出演後は撮影時にドッグトレーナーだった方と一緒に北海道で暮らしていたことを知り、なにか嬉しく感じました。40年の時を経て、気が付けば私もワンコと生活するようになりましたが、映画から生まれた彼らのご縁が生涯続いていたことを知れたことに感謝しています。

そんな様々な背景を知った上で、おそらくは公開以来2度目の鑑賞となった「南極物語」。出演者の熱演にも増して、犬たちの演技力の凄さ、そして彼らを撮影する絶妙さを堪能できる作品であることを改めて感じました。高倉健さんが、犬達との意思疎通が出来切っていないからラストシーンの撮影を延期して欲しいと要望し、1年後に改めて撮影したことを知った上で観た、あの最後の再会の瞬間。あまりの感動で涙が止まりませんでした。

画像はフジサンケイのものを引用させていただきました

今回は映画を観た後にWikipediaで実際の再会時のことを知りましたが、南極に取り残され絶望視されていた樺太犬との奇跡の再会は、映画とは少し異なれども、嬉しい出来事であったことに変わりありません。さらには、数年後に昭和基地の近くで、タロとジロの親的存在だったリキの遺体が発見されたことも知り、この物語には映画で伝えきれなかった様々な秘話が残されていることも知りました。

結果的にはお昼の特番から劇場版、そして冒頭に語った今回の南極観測隊の特番と・・・ずっとテレビの前に貼り付いていた土曜日。気が付けば半日以上テレビを見続けていたことになりますが、結局は止められませんでした(苦笑)

この映画の音楽は「ブレードランナー」でも楽曲を提供していたヴァンゲリスが担当していました。日本映画でヴァンゲリス・・・という驚きもありますが、最後の再会のシーンなどでも美しい音色がかなり効果的に使われていて、とても印象に残りました。ヴァンゲリス・・・本当に惜しい方が亡くなってしまったなと改めて感じてしまいました。

どちらにせよ、南極物語をひさびさに観て、改めて凄い作品だなと感じました。CMが連続してゲンナリしてしまったので、Blu-rayで購入もありかもしれないな・・・と思っています。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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