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段取八分

どうも、ウクモリ ヒロオです。

私は2015年頃から、まずはロボコン出場者の方々向けに工場見学などのイベントをやるようになりました。最初は参加者数名という規模から始まりましたが、今では国際ロボット展での独自規格のような1万人規模のイベントまで対応出来るようになったことは、既に何度かこのnoteでも書かせていただきました。

最近、さまざまなイベントに参加させていただくことも増えましたが、上手くいっているイベントの大きな特徴は、「段取八分」という言葉が実現出来ているかどうかだと考えるようになりました。仕事は事前の準備(段取り)次第で成功するか否かが決まっている・・・そのことを説明するために使われる「段取り八分仕事二分」という言葉。元々は歌舞伎の楽屋や建築現場で使われていた言葉が語源らしいですが、私はその通りだなと感じることが多いです。

事前準備がどこまで整っているか・・・私の場合は、かなり様々な想定を加味してスケジュールや、イベント時の注意点などをまとめていきます。特に国際ロボット展でのイベントは、ワンミスが致命傷になってしまう可能性もあるため、かなり注意しながら段取りを組むようにしています。ただ、ありがたいことに私には過去イベントの詳細な履歴が残っているため、開催するごとにスムーズな運営が出来るようになりつつあります。

なので、今年3月に実施したイベントについては、スプレッドシート1枚で開催に関するほぼ全ての情報共有が出来るまでになりました。当然ながら、このようなことが可能になる背景には、一緒に協力してくれる方々のスキルが元々高いからという側面もあるので、私自身が凄いという訳ではありません(笑)

どちらにせよ、段取がどこまで出来ているかどうか、情報がどれだけ正しく共有されているかどうか・・・実は参加させていただくイベントの中には、その点で心配になるものもあります。イベント慣れしている方々がほとんど・・・という場合であれば全く問題がないのですが、そうでない場合もあり、観ていて大丈夫かなと心配に思うこともあります。

国際ロボット展での私のやり方がそうなのですが、イベント運営を数多くこなしてきた方を巻き込んでいった方が良いと感じます。そうした方が以心伝心がしやすく、結果的に当事者同士の負荷のかかり方が圧倒的に軽減されるので良いです。

仕事において、私自身は万全という状態には絶対ならないと理解しつつ行動しています。なので、完璧な状況に持っていくことはまず出来ない…そう理解しているからこそ、どこまでやるのかという部分で良い塩梅はどの辺りかを考えています。

私がこれまで開催したイベントについては、成功したかどうか実はよく分かりません。ただし、少なくとも毎回多くの笑顔が見られるので、少なくとも失敗ではないかな…いつも、そんなことを感じます。だからこそ、段取りはしっかりとやっておきたいと毎度思います。

こんなことを考えつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!



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