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STUDIOとのお別れ

松山工業株式会社の鵜久森洋生です。

私は毎週土曜日は、DMM.make AKIBAさんの公式マガジン「MAKERS」向けの投稿を続けています。

今日は8/31に惜しまれつつ約七年間の歴史に幕を閉じた、DMM.make AKIBAのSTUDIOについて書き綴りたいと思います。

DMM.make AKIBA STUDIO

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私のnoteをここ最近お読みはじめた方に説明しておくと、DMM.make AKIBAはハードウェアスタートアップ(モノづくり系に起業家)を支援するために、2014年にオープンした秋葉原にある施設です。多くのスタートアップ企業が入居し、成長し、卒業する…そんな起業家支援の側面では、かなりの実績も有しています。

「モノづくりの拠点」といっても過言でない、かなりの充実した工房が大きな特長になっていました。インキュベーション施設で、量産前の試験まで出来る環境は、かなり珍しい存在だと思います。思いついたらその場で作って試せる・・・そんな場だからこそ、描いた夢を現実のものにしようと努力している、ハードウェア系の起業家にとっては、夢を叶えるための大切な場所でもありました。

私は2015年から

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私は、昨日のnoteで触れた通り、2015年のイベントからお邪魔するようになりました。翌年の夏頃からリサイクル素材の無償提供活動を通じて、スタートアップ企業の皆様の支援を開始。写真の棚の手前2列、そこが私が運営していた提供場所です。

活動を通じて、比較的自由に出入り出来たことから、つながる交流会や、
会員の皆さんの交流会に招待していただいたり、中の方々との少しずつご縁を深めていきました。

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お洒落で整理整頓が行き届いたSTUDIOにも、比較的自由に出入りが許されたので、そこで作業する方々とも交流させていただきました。

懇意にさせていただいている皆さんが、メディアに取り上げられるたびに自分事のように嬉しくなり、次第にそんな人たちの製品化をお手伝いするようになり・・・今も驚くような方々のサポートをしていることに充実感を感じています。

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先日のクロージングイベントでは、私と同じように別れを惜しむ初期の頃に出会った方々が参加され、惜しみつつもお互いの進化を喜び合いました。私も含め、STUDIOがあったからこそ今がある。そんな人が多いからこそ、ここは特別な場所だったんだな・・・そんなことに改めて気づかされた1日でもありました。

私は、自信を成長へと導いてくれたこの場所と出会えて、本当に良かったです。
この場所を作ってくれたDMM.make AKIBAの関係者の皆さん、今まで継続していただいたことを感謝しています。ありがとうございました。

アキバ自体がなくなる訳ではないので

STUDIOは閉鎖してしまいましたが、かなりの機材がコワーキング中心だった12Fに移設される予定です。なので、モノづくりが出来なくなる訳ではありません。
私としては引き続き、会員の皆さんの支援をしていきたいと考えています。

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リサイクルコーナーは既に移設を終え、暫定的に稼働を始めています。
写真の2つのキャビネットが、新しいリサイクル素材の無償提供場所となります。今現時点はリサイクル素材がほとんどなくなってしまっているので、随時補充させて貰えればと思っています。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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