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契約書だけは、経営者しか最終判断が出来ないので

どうも、ウクモリ ヒロオです。

実はこの2週間、私としては珍しいくらい外出出来ずにいます。週末出張が・・・というパターンが続いているため、体力をセーブしている面も無くはないのですが、どちらかといえば契約書の確認などが中心のため、内勤が続いているのが実情です。

経営者になり、もう少しで14年目を迎えますが、日々ご縁を育むための努力をする一方で、会社の根幹にも関わる職場改善や契約書の確認なども、可能な限りはしっかりと行なっています。80年近く続く会社ゆえ、これまでの固定観念が多く、働く環境を変えるのがとても大変です。ただ、そんな環境であったとしても、少しずつ変化させることは可能だと信じ、時間をかけながら取り組んできました。結果、ここ数年は好調を維持出来るようになり、お陰様で新たな取り組みに対しても前向きな社員が増えました。

契約書の確認なども同様で、私が経営者になるまでは大手企業から提示された条件は、変えることが出来ない・・・社内はそんな風潮でした。ただ、ここ数年は顧問弁護士にリーガルチェックしてもらい、課題抽出が出来るようになったため、修正に応じてもらえるケースも増えました。要望に対し大幅に譲歩して貰えるケースもありうるので、簡単に妥協しない方が良いと肌で感じられるようになりました。

提出期間を着実に守っていたこれまでと違い、ある程度の納得性が得られるまでは締結しない・・・そんなやり方に。昨年は1年かけて某大手企業とやり取りを続け、合意に至ったことも。契約書は、会社の命たるもの。だからこそ、最初から妥協して押印してしまうのは、危険極まりない行為であることは明白です。今、こういったリーガルチェックの機会が増えるにつれ、ここ数年で学んだことが活き始めています。

それは単に契約書のチェックだけに留まらず、企業間の何気ないやり取りなどにも応用し始めています。要は法的にどのような解釈が良いのか・・・という視点に立った上で物事を考えられるようになると、結果的には双方スムーズに動けるようになる。少しずつではありますが、そんなことも配慮出来るようになってきました。ここまで至る過程では、様々な痛い想いもしてきました。ただ、そのような経験がしっかりと活かせるようになったことは、自分にとってはかなりポジティブな要素です。

いずれにせよ、色々と学ぶ中で大切だと思うのは、とにかく正道を歩むこと。虚偽があってら、たとえその場は良いとしても、結果的には物事上手くいきません。だからこそ、契約書の締結についてもしっかりと正道を見極めたうえで判断していければと思っています。

ということで、先週から今週にかけては会社にいる機会が少しだけ多い状態が続いていますが、まずは課題をしっかりと解決していければと思っています。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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