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ご相談を受けるようになって

松山工業株式会社の鵜久森洋生です。

ここ最近、DMM.make AKIBAの会員の皆様から、製品化に関するご相談を受けることが多くなりました。本当にありがたいことです。
次世代のキープレイヤーになるであろう方々からの相談は、結構刺激的です。私にとってもチャレンジし甲斐がある内容のものが多いため、毎回多くの驚きや気付きを得ています。

相談のフェイズもさまざまです

ご相談いただいている内容を書くことは出来ませんが、ほとんどのケースが「こんなものは作れませんか?」というパーツや素材に関するものです。
製品化のフェイズ(段階)はさまざまで、私はそのフェイズに合わせて、ご相談に応じています。

中には量産フェイズのご相談もありますが、ほとんどの場合は原理試作前のコンセプトを煮詰める段階のご相談です。「こんなものを作りたいと思っているんだけど、出来るんでしょうか?」という感じの内容です。

私は工業用の部品や素材を扱う会社の人間なので、中にはご期待に沿えないケースもあります。ただ、モノづくり界隈の方々とのつながりがあるので、私が担えない場合には他の方をご紹介することが多く、そういった部分を含めると、適切な相談先を見つけてあげられたというケースは80%近くになるんじゃないかと思います。

コンセプトとマーケティング分析による深堀り

私のキャッチアップ率が結構高いのは、フェイズの違いによって対応に変化をつけることが出来るからです。
たとえば、試作に入る前にコンセプトやマーケティング分析をしっかりと深堀した方が良いと指摘することもあります。

先ほど、原理試作前のコンセプトを煮詰める段階の相談が多いと書いたのは、こういった前段階の部分をきちんと整理しておかないと、「作る」という側面ばかりが進化し、「売る」という側面がどんどんおざなりになってしまうからです。
私は、スタートアップ企業にとっての最大の課題は「収益性の確保」だと考えているので、こういった部分がとても大切だと思っています。

私はこういった側面も含めて相談に応じています。
私自身、たった16名の小さな会社の経営者だからこそ、皆さんと同じように日々悩みつつ、様々な新たな取り組みを生み出し続けています。だからこそ、同じ目線で語り合えるのかな…とも思っています。

ちなみにマーケティングやブランディングについては、私はプロではありませんので、ある程度の専門性が必要な場合には、プロにおつなぎしますのでご安心ください(笑)

ご縁をおつなぎします

私の最大の特長でもある、「人のご縁つなぎ」については、ご相談いただいた際にもチカラを発揮します。
例えば、皆様からのご相談を適切に理解し、アドバイスをくれそうな方がいる場合は、facebookのメッセンジャーでグループをつくってやり取りして貰うことも多いです。私が伝書鳩になるよりもスピーディーですし、より明確に伝わるので、そんな対応もしています。

先日は「(ふらっと)メーカーズ相談会」を開催し、リアルな場での情報交換の場を提供することが出来ました。
また、オンラインでご相談に応じることも多いので、なにかお困りごとがありましたら、DMM.make AKIBAのスタッフ経由でお気軽にご相談いただければと思います。次回はGW明けになってしまいますが、ランチ会にも参加しているので、その時にご相談いただいても良いかもしれません。

こんなことを書きつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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