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ジョージ・ラッセルは強い

どうも、ウクモリ ヒロオです。

昨夜は最後までF1を観ることなく、途中で寝てしまいました。
降雨で順延が繰り返されたため、仕事に支障が出ないところまで観ようと思いましたが、残念ながら離脱。スタートシーンすら見られませんでした。
お昼にDAZNでたった3周で終わってしまったレースを観ましたが、ある意味で寝てしまって良かったかも・・・そんな風に思いました。
*今回は海外のメディアの写真を多数引用させていただきました。

予選でのラッセルの活躍

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今年のスパは、全く天候に恵まれることなく終わりました。
F3もWシリーズもかなり厳しい展開でした。特にWシリーズは予選で複数台が絡むアクシデントが発生し、一昨年のユベールのことが頭をよぎったほど。週末を通じて、本当にレースをして良かったのかどうか疑問符が付くことが多かったように思います。
かつて富士スピードウェイで開催されたF1も、濃霧で前が見えない・・・ということがありましたが、今回の状況はそれ以上だったように思います。

そんな中、予選で実力を発揮したジョージ・ラッセルの活躍は、今回のスパで唯一の嬉しい出来事となりました。レース自体がほぼ不成立な感じで終わってしまいましたが、フロントロウを獲得したのは驚きです。
しかも、昨年フロントロウを獲得した時と違い、ウィリアムズのマシンでポディウムまで勝ち取ったことは、コンディションの妙だったとはいえ、とても感動的でした。

マシンのポテンシャルをどこまで引き出しているんだろう?

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2019年から非力のウィリアムズのマシンで、最大限のポテンシャルを発揮し続けてきたジョージ。これまで、自分のチカラではどうにもならないシチュエーションが続く中で限界点までマシンを操ってきた彼が、あのようなカタチでもポディウムに上がれたことを本当に嬉しく思います。

今年に入ってからマシンがかなり改良されたとはいえ、他のマシンとの差は依然として開きがあるように思います。そんな中でマシンのポテンシャルをどこまで引き出しているんだろうと驚愕すべきシチュエーションにある・・・それがジョージの現時点の置かれている状況ではないかと感じています。

バーチャルGPでの圧勝や、1戦だけメルセデスから出場した時の彼の適応力を含めたレーサーとしての資質を垣間見た、昨年1年間の活躍っぷりはあったものの、まさかウィリアムズでポディウムに上がるとは思ってもみませんでした。特殊な環境ゆえ、本人も手放しに喜べる状況ではなかったとは思いますが、私は今回の2位というポジションを心から祝福したいです。

早くあのチームでの活躍が見てみたいものです

ジョージがもし、噂どおりあのチームに移籍するのであれば、とても面白い展開になると予想しています。

とにかくここ数年、メルセデスがチームメイト同士で争ったり、今年のフェルスタッペンとハミルトンのように、誰かしらが2強として争うシーズンが続いていました。それが、ジョージ・ラッセルという稀有な天才がトップチームに合流することにより、熾烈な3トップ争いになる可能性があります。

ドライバーとしては大変な時代の到来になるでしょうが、ファンとしてみればかなり面白いシーズンになるのでは、と期待値が上がるように感じています。特にハミルトンはかなりの刺激になるハズです。
ただ、一方で2022年からのルール変更によってマシンがリニューアルすることから、現時点での対立軸が成り立たないケースも考えられます。

今夜はまず、就寝後からリスタートの空白期間、そしてポディウムでの彼の笑顔を拝みたいと思っています。自分事のように嬉しいです。

そんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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