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何者なのか語っておきたいと思います①

松山工業株式会社の鵜久森 洋生(ウクモリ ヒロオ)です。
DMM.make AKIBAさんの「MAKERS」に仲間入りさせていただきました。どうぞ宜しくお願いします。

今回は初めての投稿ということもあって、自己紹介をしたいと思います。
ただ、私の場合はやっていることが多岐にわたるので、一度では語り切れないと思います。なので、何回かに分けて書かせてもらえればと思います。
駄文ですが、どうかお付き合いいただければ幸いです。

正体① リサイクル素材供給スポットの管理人

今回は私とDMM.make AKIBAと関わり合いの中で、一番特徴ある部分を知っていただければと思います。

そもそも、私がDMM.make AKIBAに出入りするようになったのは2015年のこと。それから様々なご縁に恵まれ、翌年から10Fのスタジオ入り口付近でリサイクル素材の定期供給スポットを開設させていただきました。それ以来、管理人としてスポットのコーディネートをさせてもらっています。

開始した当初は、私の会社で扱うゴムやスポンジなどの素材を持ち込んでいましたが、次第に協力していただく方が増えました。今では・・・

・ゴム、スポンジ(定期供給中)
・樹脂(最近少なめ)
・金属(今は供給がありません)
・ネジ(補充仕立てで、初めてナットも置きました)
・ファッション副資材(ファスナーやボタン、生地を置き始めました)

ちなみに「リサイクル素材」とは、工場で廃棄予定だった素材のことです。
2010年に「かわさきロボット競技大会」で配布を始めたところ、行列が出来るくらい好評だったため、10年経った今でも続けています。
活動はロボット競技大会から徐々に幅を広げ、DMM.make AKIBAさんだけでなく、Sony-Creative LoungeさんやFUJITSU Knowledge Integration Base PLYさんといった、企業の共創スペースにも置かせていただくようになりました。

無償で提供していますので、スタートアップ企業や学生の皆さんは是非とも活用していただければ思います。置いてない素材でも、もしかしたら提供が出来るかもしれません。欲しい素材があったら、チャンスを活かして気軽に相談してもらえればと思います。

皆にとって価値がある活動です

この活動を10年も続けているのは、皆にとって価値があるからです。
どんな価値があるかというと・・・

【作り手の方々にとって】
① 素材を買うための労力が不要になり、モノを作る時間が増える。
② 工業用素材を使えることにより、プロダクトのクオリティーが上がる。
③ 仮に失敗したとしても、素材面でのロスコストが発生しない。
④ ①~3が気軽に出来るため、ローンチの可能性が高まる。

【配り手の方々にとって】
① 供給量が増えれば、廃棄量が減ってCO2削減につながる。
② 供給量が増えれば、廃棄コスト自体が削減出来る。
③ 小さな会社にとってはブランディングにつながる。
④ 活動を通じて、普通出会えないような方々とつながれる。

少し考えただけでも、これだけ多くのメリットがあります。
実際には定期的に供給すること自体は可能なのですが、時間的な制約で継続するのは決して楽ではありません。ただし、続ける価値があります。

後ろから声を掛けられるように

この活動をしていると、私にもメリットがあります。
特にDMM.make AKIBAの会員の皆さんからは、様々な面でご相談いただくことが多くなりました。

例えば、DMM.make AKIBAから巣立ったラングレスさんが開発した「イヌパシー」というプロダクトについては、試作から初期量産時にお手伝いさせていただきました。
実はリサイクル素材供給スポットで、後ろから代表の山口さんからお声掛けいただいたことがキッカケです。色々とお話をお聞きしながら、写真のハーネスなどをお手伝いしました。
ちなみ写真に写っているのは我が家の愛犬ヴィヴィアンです。クラウドファンディング時に支援させていただき、イヌパシーの購入させてもらいました。LEDがグリーンなので、大変リラックスしている状態です(笑)

スポットは常に変化しています

リサイクル素材の定期供給スポットは、トレンドの変化に応じてアレンジを加えています。当初はゴム・スポンジ、樹脂、金属でスタートしましたが樹脂と金属が少なくなる中で、余剰スペースにネジを供給してもらうことになりました。

最近ではファッションテックのトライアル需要が見込めるため、ファッション関係の付属品(ボタン、ファスナー、布地など)を扱う会社が仲間に加わりました。

これからもどんどん変化していくことになりそうなので、利用する方々にも喜んでもらえる空間を維持していきたいと考えています。

次回の予告

次回は私のDMM.make AKIBAでのもうひとつの役割りについて、書かせてもらえればと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。感謝!

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