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巨大なジオラマは必見です

どうも、ウクモリ ヒロオです。

先週末の話題で恐縮ですが、再びアートファクトリー城南島に行ってきました。今回行った理由・・・それは、「鉄道模型モジュール LAYOUT AWARD」が開催されていたからです。

トップ画像の通り、とてつもない規模の鉄道ジオラマ。実は30cmx30cmごとに区切られており、それぞれが日本全国から応募があった作品だという、規模感がもの凄いコンテストです。

アートファクトリー城南島は芸術家のインキュベーションなのに、なぜ鉄道ジオラマなの?そんな疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。実はジオラマ作家さんも入居しているんです。

佐藤英也さんというジオラマ作家で、写真のような私たちが普段触れる何気ない風景を繊細に仕上げた、とても印象的な作品を作られている作家の方です。

当日は会場で、ジオラマ作りをライブで披露されていました。模型店に行けば、様々なジオラマ素材を手に入れることが出来る状況下、佐藤さんは素材選定から工夫を凝らしている点に興味を持ちました。例えば、木々はケーブルを分解して取り出した極細配線だったりして、この細かい配慮に驚かされました。

会場のスタッフの方から、今年の優勝作品がこちらだと聞きました。従来、このコンテストでは、よりリアルなものが受賞したいたそうですが、ここ数年は今回の作品のように「華がある」ものが選ばれる傾向にあるとも仰られていました。

確かに夏祭りの華やかな風景を凝縮した、とても色彩豊かな作品です。こういった作品が選出されるのは、人々がここ最近の抑制された時代から脱却したい心理状況が如実に現れた結果かもしれないとも仰られていて、なるほどなと頷いてしまいました。

確かに他の受賞作品も、色彩が豊かなものが多い印象を受けました。その時代、時代が色濃く反映されるのがジオラマの世界なのかもしれません。

当日は、アートファクトリー城南島を運営する東横インさんの企画エリアもあり、京急線沿線の各駅が緻密に再現されていて、その精密さに迫力を感じました。

この展覧会、城南島では終わってしまいましたが、大田区内で巡回展が行われています。ただし、今週末がラストチャンスになってしまうので、土日のどちらかが空いてるよという方は、そのチャンスを活かしていただけえればと思います。予約が必要だった城南島とは違い、ほかの2ヶ所は予約不要なので気軽に行けます。

この記事を読んで興味を持ったという方がいらっしゃったら、是非とも会場まで行ってみてください。その迫力あるスケール感と、志向を凝らしたここの作品に魅せられると思います。また、会場にいたお子さんも興味津々で作品をずっと眺めていたので、プラレールなどにハマっているお子さんがいるご家族は確実に楽しめると思います。

こんなことを騙りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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