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まさに拮抗する状況

どうも、ウクモリ ヒロオです。

昨日はF1フランスGPを、表彰台でのシャンパンファイトまで観てしまいました。いや、もう興奮しました。

昨年までであれば、メルセデスが得意としていた奇策をレッドブル・ホンダが選択したのにとても驚きました。逆に言えば、それだけそれぞれのチームのポテンシャルが拮抗してきたということなんだと感じました。

*今回の投稿で使用した画像はインターネット上から引用させていただきました。元サイト:「auto sport web」「FOMULA1-DATA」「motorsport.com

昨年までであれば負けパターン

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今回のレースですが、昨年までであれば「レッドブルの負けパターン」で進んでいたように思います。フェスルタッペンがタイヤ交換でトップの座を奪い返しましたが、タイム差はどんどん縮まっていたことからも、ハミルトンに成す術もなくトップを奪い返されるのかな・・・そんなことを考えていました。

そんな矢先にフェスルタッペンがピットインしてビックリ(笑)
あの時点で、ハミルトンはワンストップを選択せざるを得なくなり、ラスト数周に向けての展開が面白くなりました。本来であればメルセデスが奇策として打つべき作戦。完全に先手を打たれてしまい、その作戦を封じ込められてしまいました。

ボッタスはファステストラップも奪えず

面白かったのは、後半でタイヤを用意しながらも交換をしなかったボッタスです。なぜ、タイム差があり4位は確定だったのにもかかわらず、タイヤ交換をしなかったのか?
おそらくは、フェスルタッペンのタイムを上回るだけの「変えるべきタイヤ」が無かったということなんだろうと思います。予選でもソフトとミディアムのタイム差がほとんどありませんでした。ボッタスは最近、タイヤ交換で「43時間」もかかってしまったこともあり、おそらくナーバスになっているはず。この決断はそんな要素も含まれていたのかもしれません。

今回はベッテルのロングスティントが示すように、ミディアムとハードの差もあまりなく・・・という状態だと、フェルスタッペンが奇跡的に演じた2回のタイヤ交換だけが、全ポイントを奪取できる唯一の方法だったのかもしれません。

2人が発した「だから言ったのに」

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ハミルトンもボッタスも、ラスト数周で2回目のタイヤ交換をしなかったチームに対して「だから言ったのに」と苦言を呈していました。
仮に、ハミルトンが2ストップを選択していた場合どうだったのか?これは人によって意見が分かれるかと思いますが、フェルスタッペンが先行してタイヤ交換をした時点で、優勝は出来なかったと思います。

逆にハミルトンが先行してタイヤ交換をいっていれば・・・おそらくは昨年同様、劇的な勝利を収めていたようにも感じます。結果論ではありますが、こういうことだったんだろうなと考えています。

何気に凄みを感じたペレス

今回はフェスルタッペンが見事なまでの優勝を果たしたわけですが、実はペレスの後半の気迫の走りは驚くべきものでした。

前半はタイムが上がらずにトップ3台との差がどんどんと開きましたが、実はタイヤマネージメントをしていたことが後から分かります。
ボッタスがフェルスタッペンを追いかけて、タイヤを酷使していた状況をチームは冷静にみていたということになるんでしょうね。

今回はレッドブル・ホンダがチームとして輝いたレースでした。メルセデスもこのままでは無いでしょうから、次戦以降も楽しみです。

まずはフランスでの優勝おめでとうございます!
お祝いの言葉と共に、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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