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フライヤーコレクターへの道⑦

どうも、ウクモリ ヒロオです。

ネタはあれど、年末のバタバタ感たっぷりの時間を過ごす中で、頭の中がまとまり切りません。なので、今日は映画フライヤーを久々に取り上げたいと思います。
ちなみに私の場合、noteは書き貯めすることなく、当日の心理状況に合わせて即興で書き綴っています。私の心理状況をフレッシュなまま真空パックしたいと思ってそうしています(笑)

藍色夏恋

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2002年に公開された台湾映画です。フランスとの合作ともありますが、私は台湾色が非常に強い作品だと感じています。

日本でも人気があるチェン・ボーリンと、謎めいたところが魅力的なグイ・ルンメイが主演の青春映画で、台湾映画特有の淡い恋心が描かれていて面白い作品です。ちなみに彼らのデビュー作でもあります。

とにかく二人の若々しさと、台湾映画特有の切ない気持ちが上手く混ざり合っていて今見ても楽しめます。
というか、この映画のチラシが入手出来るとは夢にも思いませんでした(笑)

切ない秘密とこれからへの期待

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主演のグイ・ルンメイは、何か謎めいた憂いを持つ女優で、その微妙な表情の変化が上手くいかされた作品です。2014年公開の「薄氷の殺人」で見せた危うさはデビュー当時から感じさせています。

一方のチェン・ボーリンはひたすら好青年で、デビュー当時から笑顔が似合う俳優だったことが分かります。のちに日本のドラマでも活躍しますが、人気が出たのがこの作品でも良く分かります。

この作品は本当に淡々と時を刻んでいきますが、後半分かるモン(グイ・ルンメイ)の秘密と、その告白に対しても自然体で受け止めるチャン(チェン・ボーリン)の清々しいまでの姿に少しだけ羨ましさを感じつつ、その後の二人の姿を想像しながら期待感を持ったまま、作品を観終えることが出来ます。

淡々しさがちょうど良い

台湾メトロシリーズのように、近年の作品でも台湾の恋愛映画は淡々としています。
過度な表現がないことに最初は戸惑いますが、徐々にその雰囲気に心地よさを感じると同時に、他の作品も見てみようとの想いにつながってゆきます。

私にとって「藍色夏恋」は、そんな台湾映画の魅力にハマるキッカケとなっただけに、特に思い入れが強い作品です。
さすがに台湾メトロシリーズのフライヤーが見つかりませんが、既に台湾映画は数点手元に届きつつあるので、久しぶりに別の作品も見てみたくなりました。

ただ、その前にまずは「藍色夏恋」がアマゾンプライムで観られるので改めてチェックしてみようかと思っています。

ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。感謝!

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