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フライヤーコレクターへの道⑰

どうも、ウクモリ ヒロオです。

最近、投稿が少なくなっていた映画フライヤーの話題ですが、ようやく話題に出来そうな作品のフライヤーを入手出来たのでアップします。

LESS THAN ZERO

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元々は1985年に発表された、ブレット・イーストン・エリスの小説を映画化した作品です。ロサンゼルスの上流階級社会に生きる若者の荒廃した生活を描いた作品で、私は小説も読みました。原作が何も救われることがないバッドエンドなのに対して、映画版はどちらかといえば、少しだけ希望が持てそうな結末となっています。

とにかく、パーティータイムをこよなく愛する若者がドラッグにおぼれてゆく・・・東部の大学に進学した主人公クレイだけが正気を保っている状態の中、大親友だったジュリアンが哀れな姿でこの世を去るという、あまり見てもハッピーになれる作品ではありません。

ただ、この作品はクレイ役をアンドリュー・マッカーシー、ジュリアン役をロバート・ダウニー・Jrが演じていて、のちの二人の活躍を見れば本当に豪華な顔合わせだったと感じます。特にジュリアンの堕落っぷりを見事に演じたロバート・ダウニー・Jrは一見の価値があるかもしれません。

実はサウンドトラックが凄いんです

この作品の凄さは実はサウンドトラックにあります。
どんなアーティストが集っているのかというと…

01.「Rocking Pneumonia And The Boogie Woogie Flu」:AEROSMITH
02.「Life Fades Away」:Roy Orbison
03.「Rock And Roll All Night」:POISON
04.「Going Back To Cali」:L.L.COOL J
05.「You & Me(Less Than Zero)」:Glenn Danzig & The Power & The Fury Orchestra
06.「In-A-Gadda-Da-Vida」:SLAYER
07.「Bring The Noise」:PUBLIC ENEMY
08.「Are You My Woman?」:THE BLACK FLAMES
09.「She's Lost You」:Joan Jett & THE BLACKHEARTS
10.「How To Love Again」:Oran“Juice”Jones
11.「Hazy Shade Of Winter」:BANGLES

このサウンドトラックのほどんとの曲は、このアルバムでしか聴けないものです。1番有名なのは、おそらくBANGELSが演奏したラストの「冬の散歩道」です。サイモン&ガーファンクルの名曲をロック調にアレンジしていて、おそらくイントロを聞いていただければ、あの曲だというのが分かる方が多いんじゃないかと思います。

そんな中で私がお勧めしたいのは、SLAYERが演奏するアイアン・バタフライの「In-A-Gadda-Da-Vida」です。かなりマニアックな曲ですが、どこからどう聴いてもSLAYERのオリジナル曲かのようになっています(笑)
SLAYERというとかなり攻撃的なスラッシュメタルバンドなので、好みが分かれるかもしれません。が、この曲は「SLAYERさ」を残しつつも、聴きやすい曲なので、ちょっと気になる方は動画サイトで検索していただければと思います。

POISONが奏でるKISSの「Rock And Roll All Night」にオヤッと思われる方が多いかもしれませんが、このカバーも何気に好きだったりします。

小説がおススメかも

この作品、映画よりも小説の方がリアルに感じられます。
今回のnoteを書くために、Wikipediaで情報を調べてみたのですが、小説については続編があるらしく。今はそちらに興味津々な状況になっています。

どちらにせよ、観終わると「普通の人で良かった」としみじみ思えるような作品です。強烈に脳裏に焼き付いている作品でもあるので、フライヤーをゲットを記念して観なおしてみようと思っています。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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