見出し画像

まさに「爆誕」の現場

松山工業株式会社の鵜久森洋生です。

私は毎週土曜日は、DMM.make AKIBAさんの公式マガジン「Makers」向けの投稿を続けています。

会員企業の成長を間近で見続ける

私がDMM.make AKIBAに行き始めたのは、オープンして半年が過ぎた頃です。少し変わったつながり方ではありましたが、それ以来交流が続いています。当初は、メディアで見たことがあるような方がいっぱいいて、煌びやかで近寄り難い世界に見えたアキバ。
偶然、ロボコンで知り合った学生チームがスカラーシップを獲得したり、交流会に参加させていただいたり・・・次第に皆さんとの距離が狭まってきました。

リサイクル素材の無償提供活動を始めてからは、より頻繁に行けるようになり、それ以降は会員の皆さんの活動を間近で見続けることが出来るようになりました。

画像1

最初期は、会員の方向けに工場見学を開催したこともあります。
この時、ご一緒したのがno new folk studioの金井さんや、TRYBOTSのリーダーだった近藤那央さんだったりします。

「inupathy」や「LOVOT」も

リサイクル素材を補充しに行き続けていたら、会員の方からお声掛けいただくケースが増えてきました。

画像2

愛犬のココロをよみとくデバイス「inupathy」を開発中だった、現・ラングレスCTOの山口譲二さんもそんな1人。

山口さんの何気ないひと言から製品化につながった事例は、弊社ウェブサイトでもご紹介しています。クラウドファンディングで購入させていただいたinupathyは、今では我が家のヴィヴィさんもお気に入りだったりします。

また、同じようにリサイクル素材を補充していて際に出会ったのが、LOVOTの開発者の方でした。今では初期プロトが公開されているので、公知の事実となりましたが、現状のサイズまで小さくする段階で様々なご相談をいただきました。
当時の彼らは、まだ20名強ぐらいの会社でしたが、たった数年で100名を超える規模の会社へと変化を遂げました。その進化の段階を間近で見られたことは、非常に参考になったと同時に、従来のアプローチの方法が通用しなくなったことを肌で感じる良い機会にもなりました。

「爆誕」する場になった訳は

DMM.make AKIBAから、優良なスタートアップ企業が「爆誕」したのちに、しっかりと巣立っている状況を見続けていると、その理由が分かります。

様々な理由がありますが、一番大きな要素としては、会員同士の交流を促すようなイベントが行われていて、横のつながりが形成されていること。残念ながら、この1年はそういった機会が奪われてしまっていますが、時間を問わず、自然発生的に交流の場が生まれていたことが成功につながっていることは間違いありません。

先日、私が開催したメーカーズ相談会の場に立ち会った方が、「あの時の雰囲気が戻ってきたようだった」と話されていました。なので、状況が許せるようになったら、私もそういった交流の場を作るお手伝いが出来ないかなと思っています。

人と人とがしっかりと交わう場。
DMM.make AKIBAから巣立って、成長を続けているスタートアップ企業が多いのは、最新鋭の機器が置いてあるからでも、お洒落な空間だからでもなく、人と人をしっかりとつなげてきたからこそ。
間近で見てきたからこそ、私自身も人とのご縁を大切にしながら活動を続けています。

こんなことを綴りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?