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小学校受験に保育園の子は不利?「不利では無い」と断言できる3つの理由

お父さんです。

このブログは地元の公立中高で学び、地方大学を卒業した庶民派お父さんがひょんなことから子供二人の都内私立小学校受験を経て、またまたひょんなことで子供たちがイギリスのボーディングスクールに合格するまでの道のりを綴っています。

今回の記事について                                      
今回の記事は、小学校受験においてよく言われる
「保育園に通うの子は不利なのか」や
「共働き世帯は不利なのか」について、
不利ではないと断言できる3つの理由について書きたいと思います。皆さんの受験に向けた参考になれば嬉しいです。


前回、我が家の小学校受験が始まる前の「受験するべきか否か」の過程について書きました。 
本日は共働き世帯が一度は気にされるであろう

「保育園の子は不利なのか」
「共働き世帯は不利なのか」 

について書きたいと思います。
結論から申し上げますと、「不利ではない」と断言できます。
我が家の二人の子供たちは保育園に通い、私と妻の共働き世帯でした。
ちなみに私も妻も頻繁に残業がある仕事でした。結果として子供たちの延長保育も頻繁でした。

当時、保育園に通っている子(『保育園子(ほいくえんこ)』と言うらしい)は、小学校受験に不利らしいという事がまことしやかに言われておりました。なぜならば、両親とも働いていることで子供へのケアや、子供と一緒に過ごせる時間が専業ママ・パパに比べて少ないから。
また学校入学後に学校行事への参画が少なくなるであろうという事がその理由だそうです。この時代にマジかと思いましたが、とにかく何度か「保育園出身の子は不利」と言われました。

それを裏付けるエピソードとして聞いたのがある学校の入試での面接です。
●学校「お母様は働いていらっしゃるんですね」
〇母親「はい、働いております」
●学校「そうですか。お子様と過ごすお時間は十分に取れていますか」
〇母親「はい、会社から帰るのが遅くなることもありますが、少ない時間でも毎日子供と向き合っています。時間そのものではなく共に過ごす時間の質を大切にしています」
●学校「なるほど。わが学校ではお母様と子供とのふれあいの時間が幼少期の人格形成には不可欠だと思っています。その点は仕事をされていて大丈夫でしょうか。また不定期に開催する学校行事への参加についても大丈夫でしょうか。他のお母様方は殆どの方が参加されますので」

という流れの会話で、結局不合格になったとの事。
働いている事が不合格の理由かどうか本当のところは分かりませんが、

「母親は専業主婦であるべき」

という前提に立った面接だったという事で、今の時代になかなか痺れるというか、時代錯誤な面接だなと正直呆れたのを覚えています。

 冒頭の結論通り、共働きだから不利な事は無い、もしくは考慮点としては非常に少ないというのが受験を終えた我が家の最終的な結論です。受験には100%影響なかったと思います。

理由は以下の3つです。
理由①:入学した後にお友達になったクラスメートの親御さんの内、7割程度が共働き家庭だった。
理由②:願書に夫婦それぞれの勤務先まで記入したが、面接で共働きについて聞かれたことは一度も無かった。また面接にて先生方が気にしている感じも無かった(しかし、この願書の個人情報の扱いってどうなってるんだろうと若干気になります。こんなに聞く必要ある?と素朴に思います。。)
理由③:そもそも志願者のうち6-7割は共働き世帯。共働き世帯を不合格にしていたら小学校受験の競争倍率が成り立たない(1倍を切ってしまう)。
ご参考まで、こちら朝日新聞の記事より
https://www.asahi.com/articles/ASQ6F5CHGQ6FUTIL014.html

以上の理由により、特に私立小学校の受験において都市伝説的に話題になる
「保育園の子は不利」説は無いと断言できるとか思います。

今回も読んでいただきありがとうございます。
続きはこちらです。


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