見出し画像

“今 幾つや?”. 鮎漁師の誕生日?

朝目覚めれて
毎日毎日
川の神さまに招かれて
スパルタリハビリ

激流の中を歩いてる

そんな姿を 観てか
バタバタバイクを見つけてか
鮎漁師のお爺達が 寄って来る。


“獲れたか?”から始まる....
お爺達は 色々な話をしていく

“若鮎 他の鮎漁師に 残しておいてやれよ”

一番の長老の言葉に 喜ぶ

門前の小僧見習いにも成らずは
やっと 門前に立たせて貰ったようで…

元気元気

長老は
なんと 今 86歳
毎日毎日 漁場を観て 鮎漁師に声を掛ける

川に居る お爺達は皆 元気元気

“ところで お前 今 幾つや?”


二年前に ギランバレーになって
何回も死んだから
今 育て直し中で まだ二歳かな...,

お爺は キョトンとしている。

先日 亡くなった 師匠と
一緒に 入院してたと写真を魅せる

師匠は 相変わらず 鮎を獲る

一年半前は 
師匠と 同じく車椅子を 押されていた…

鮎漁師の お爺達は 毎日毎日
色々な 事を教えてくれる

何処にも描かれていない
自然の中での 自然体で居る事を

鮎狂人


“やあ って”
手を挙げ ニコニコ 寄ってくる
“鮎狂人”

鮎漁師をする為に わざわざ
田舎に移り住んだ ひと

“瀬張やるから 手伝ってね”

ありがたいものである。

毎日毎日
川の神さまから
今宵の宴の 肴を分けていただく

鮎漁師に 囲まれ

鮎漁師と 景色を 重ねる


早朝から祝いの メッセージを
いっぱい いっぱいいただく日


どうやら俗世間では
二歳?の生誕日らしい…

自らの祝いは 1000円の ワイン🍷

祝いの🍰は ティラミス

此処は伊太利亜🇮🇹


主治医は 呟く

“目の前の景色は 奇跡ですと”

二年前 ギランバレーに恋をして
強制リセット

おばちゃんのヘルパーさんに
車椅子を押されて…

“やっと 休めるって”
病室に入ってすぐ
死んだんだっけ..,,

捨てる神ありゃ拾う神あり”

奇跡なんて 起こらない

朝目覚めれて
細やかに 細やかに
スパルタリハビリを重ねる

その日 
一日一日
生を頂き
生を 繋いでいる

森羅万象

ありがとうございます


いただいたメッセージ
ゆっくりと お返事させていただきます
鮎漁師 浮世雲


どうやら
大変人らしい 笑

華影彩美


改めて まして自己紹介を

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?