珈琲豆を買いに.... 珈琲物語
回復期リハビリテーション
相変わらず
あいうえおの 口の形のリハビリを...
帰り道
珈琲豆屋さんに 寄った
店に入ると 棚に並ぶ生豆を
選ぶ
ガテマラに
エチオピア....
“何飲まれます？”
店主が 手煎りの間 一杯はサービス
ゲイシャでお願いします。
豆を煎る 香ばしい薫りに 包まれる
だんだんと 薫りが 変わる
そんな景色を 眺めながら
色々な 話をする。
自転車の話
山の話
車の話...
店の奥さんは
アバルトがお気に入りなようで ずっと 車の周りをクルクル回っている
“この車 良いわー”って
いつしか 二袋 400gの焙煎したての
珈琲が カウンターに並ぶ
“車 魅せてよ”
奥さんは 呟く
そんな やり取りを愉しみながら
店を後にする
平安な暮らしをする縄文人
浦島太郎な浮世雲
珈琲物語
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