川漁師に教えを乞う 真シジミ漁 鮎漁師の呟き
メッセージが入っていた。
“鮎漁師 浮世雲さん
“シジミ貝採って
天然鰻食べて
天然鰻釣りに行きませんか?”
並ぶワクワクの言葉に
二つ返事しか無かった。
クーラーボックスに 若鮎や甘露煮を
いっぱい いっぱい 詰めて
川を下る
いつもの漁場から 40km下ると
そこは まるで 海のよう
潮の満ち引きで 水位が1m変わると…
昨年 秋に 落鮎を持って訪ねた
帰りには 鹿肉三昧 鴨にシジミに
蜜柑に…
夏に
シジミ採りに行きましょう
お久しぶりに 逢う猟師さんは
川漁師も やっている。
“ところで 大丈夫?”
数日前に 車に跳ねられ….
飼い大蛇に 噛まれ巻きつかれ….
相変わらず ターミネーターやねーと…
話もそこそこ
漁場に向かう
シジミ漁場も 解禁日があると
最近 解禁された漁場へ
マシジミ漁
六メートル程の手棒の付いた籠を
沈め砂地を曳く
行ったり来たり 何度も何度も繰り返す
(動画でどうぞ)
ぐるぐる回って砂洗いを済ませたら
(動画でどうぞ)
いっぱいいっぱい
真シジミが….
でも 此処からが
大変大変なのである
中洲の木陰に 船を移し
なんとなんと
全て 手作業で 選別をしていく
ゴミを取り
篩にかけて
小さい真シジミは 川へ
選別したマシジミを
一握り
手のひらで コロコロと転がす
“音の違い分かりますか?”
“え?”......
耳を澄ますと 微かに軽い音がする
死んだ貝や 空の貝を 選分けている
一つずつ
“食べる人が がっかりしないように”
こんな 姿は 誰も知らないだろうなって.....
大きな真シジミは
酒蒸しに出来ると
いっぱい いっぱい 獲れて
ホッとしたと
鮎漁師も シジミ漁師も
大漁は 嬉しい
まして 漁師を 我が漁場に
招いてなら 尚更である
台風のうねりが 入って来た
船着場に戻ると
如何に 潮が引いたのかがわかる
水位は小潮で1m、大潮で2mくらい変わるとの事
上潮
下潮
川の流れが変わるのである
家に戻り
山から引いた 岩清水で
砂を吐かせる
そして また 此処でも
音を 聴いている....
“たっぷり持って帰ってくださいね
また 獲れば良いから”と
若鮎が 入っていた クーラーボックスには 真シジミが いっぱいいっぱい
太古から なんらやってる事は
変わらない
“美味しい シジミ汁”
美味いに決まってますやん
庭に 貝塚つくるかな...
そんな 川漁師
スパルタリハビリは続く
平安な暮らしをする縄文人
鮎漁師の川漁師体験
真シジミ漁へ
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