見出し画像

英語の発音をよくするために、発音記号を覚えたりしてないですか?

〜発音を伸ばす本当の方法〜


英語の発音を理解するために、発音記号をしっかり覚えようと思ってはいませんか?


"æ"とか"ʌ"とか、その意味や形をひたすらカリカリ覚えていませんか?


実は発音記号から覚えても、英語の発音はぜんぜん上手くなりません!


今回はその理由と、本当に発音を良くするための方法をお話します!


要点だけを押さえて説明するので、時間がない方でも全部読むことができますよ!

(この記事は無料記事です)



1、発音記号って何?

スクリーンショット 2020-06-16 16.47.16

そもそも発音記号とはなんでしょうか?


発音記号は英単語をどのように発音するべきか案内するための記号です。


例えば、

"Cat"と言う単語の発音記号は[c æ t] になります。

”cat”は、cとæとtの音で構成されているということを示します。

スクリーンショット 2020-06-16 16.49.53


だから発音記号を知れば単語の本当の音を話すことができるんです。


「え?ちょっと待ってよ!それなら発音記号って必要じゃん!」ってなりますよね。


そうですね。

発音記号を知っておくことで、どういう風に発音すれば良いのか分かるので、知ってて損はないです。


でも問題なのは、発音記号の形や意味を覚えることに集中しすぎて、実際に発音できるようになるまで時間がかかってしまってたり、楽しく学習できていない人がいることなんです。


発音記号をしっかり覚えるよりも、もっとベースにある発音のベースだったり、効率良くて楽しい方法で発音を練習した方が早いです!


2、発音を良くするためにまず覚えておきたいこと!

スクリーンショット 2020-06-16 16.47.33

では、発音を良くする具体的な方法についてお話させて頂きたいと思います。


この章では発音の細かいテクニックではなく、とてもベースに当たる部分をお話します。


英語を発音でもっとも大切なのは、顔の筋肉をめっちゃ動かすこと、そして、息を遠くに飛ばすことです。


基本的に僕たちが日本語を話すとき、顔の筋肉がぜんぜん動いていません。息も遠くまで跳びません。

全て口を動かすだけで話せるようになっています。


逆に英語を話すときは、顔の筋肉(口やほっぺたなど)がかなり動きます。そして、息も遠くまで飛んできます。

なぜなら英語の音はこのようにしないと話せないようになっているからなんです!


もし、「嘘だー」と思われる方は、Youtubeなどで外国人が話している動画などを見てみてください!


めっちゃめちゃ動いているんで!


僕の印象からすれば、英語を話すのはヒューマンビードボックスをやってるのと一緒です!


ちょっと大袈裟に感じるかもしれませんが、僕が海外で生活を始めた最初の頃は英語で会話するだけで顔の筋肉が痛くなりました。

それくらい英語ってのはアクティブなんですね!


ということで、英語は

①顔の筋肉をめっちゃ動かす、

②息を遠くまで飛ばす


英語の発音全てに共通することなので体に染み込ませてください!


3、発音記号を覚えるより音を分解して覚えた方がいい!

スクリーンショット 2020-06-16 18.03.28

ではここから発音をマスターしていくための具体的な話になります。


発音記号を覚えてそれに合わせて発音をしていくより、もっと効率的で、よりカッコイイ発音ができるようになる方法が


”音で覚える”

ということです!


例えば、catの例に戻りますが、catの発音記号を[c æ t] と文字で分解できるよりも、

cはどんな音か、

a(æ)はどんな音か?

tはどんな音か?

というふうに音を分解できた方がすぐに発音スキルを成長させることができます!


発音記号を覚えることを否定するわけではありません。ただ、発音記号を覚えるのってあまり面白くないし、アルファベットがそれぞれ持つ音を耳から覚えている方が楽しくて簡単です!


ここで"cake"という単語を例にあげてみましょう!


発音記号的に書くと、[c æ k ] になります。


でも、大切なのは発音記号が分かる or 書けるということではなくて、"c" "a" "k" "e"がそれぞれどんな音を持っているかです!


cは喉に引っかかるように”クッ”

aは口を逆三角形にして”ア”

kはcと同じ

eはサイレント


これらの音を組み合わせて結果的にcakeは発音されているんですね!

(文字で説明しているので分かりにくくてすみません💦)


しかもこの方法は応用が効きます。

cakeと同じような作りになっている単語、make, take, shake, lakeなどは同じように発音すればカッコよく話せます!


このようにアルファベットがどんな音を持っているかにフォーカスしておくことで、わざわざ発音記号を覚えて発音を勉強しなくても、自然と耳に入り覚えて、しかも応用を効かすこともできるわけです!


僕の個人的な意見ですが、日本人は英語に対して勉強意識が高すぎる気がします。


多くの人にとって英語は学問でなく、言語ということを忘れないでください!

必ずしもカリカリ勉強をする必要はなくて、耳から自然に覚えておく方が近道です!


4、音と口の動きで発音を学ぶ方法!

スクリーンショット 2020-06-16 18.05.52

前の章で、アルファベットの音が分かればカッコよく発音できることをお話しました。


ですが、

「じゃあそのアルファベットが持つ音はどうやって学べばいいんだ?」

ということになりますよね?


それはフォニックスという方法を使えばすぐにマスターできます!

英語学習をすでにやっている方なら知ってる人も多いかもしれません。


フォニックスとは、アルファベット1つ1つが持つ音をまとめた音の学習方法です。

例えば、フォニックスを学ぶと、"b"はこんな音、"c"はこんな音っていうのをアルファベット毎に1つ1つ知ることができます!


そして単語を発音するときはその音を連結させるだけでいいので、あらゆる単語が上手く発音できるようになるんです。


フォニックスは本当に音に特化した学習方法です!

フォニックスを1度学習すると、英単語の読み方をカタカナで表記することができなくなります!


なぜなら、英語の本当の音を知ってしまうので、日本語でどう読み仮名を当てたら良いか分からなくなってしまうからです。


それくらい英語の音に対して、目から鱗です!

実際、僕もフォニックスのおかげで発音が良くなりましたし、リスニングもできるようになりました。


まだやったことがない方、

発音を良くしたい方はぜひトライしてみてください!


5、おまけ:おすすめのフォニックス教材!

スクリーンショット 2020-06-16 18.06.26

フォニックスはいろいろなところで認められている学習方法なので、youtubeや英会話スクールで学ぶことができます。


なので、1つ好きなコンテンツを見つけて勉強してもらうことをオススメします!


ちなみに僕が初めてフォニックスを知ったのはこちらの本です。



フォニックスを小気味いいリズムに合わせて学ぶことができるので、聞いてるだけでアルファベットの音をマスターできます♬


めっちゃ楽しいので、ぜひ使ってみてください!



ということで今回のお話は、

発音を良くしたいなら発音記号を覚えようとするのではなく、アルファベットの音を耳で知っていくこと、そのためにはフォニックスを学ぶことについてお伝えしました。



Ukiwaku ENGLISH!では、常に英会話を楽しくスキルアップする方法をお届けしています!

日本にいながら海外レベルの英会話を身に付けたい方はぜひLINE登録をしてみてくださいね♬

スクリーンショット 2020-04-30 15.09.19


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?