【マーマー】続!!日本全国のミルクまんじゅうを全部取り寄せて食べる
これまでのあらすじ:
博多通りもんの影に隠れた日本全国のご当地「ミルクまんじゅう」を探し求め、60種近くを食べ比べたライターのるゆにつ。
一通り食べ終えて安心していたのもつかの間、まだ見ぬミルクまんじゅうが我も我もと押し寄せてきてーーー!?
るゆにつは乳菓を制し、今度こそマイベストミルクまんじゅうを決めることができるのか。
バター、練乳、生クリーム。乳製品にまみれた聖戦が今、再び開幕。
戦いの模様はこちらから
シャトレーゼ:マーマー(山梨県)
ついにやってきました!!!
今年の2月にあのシャトレーゼからもミルクまんじゅうが出たとの噂を聞きつけ、ずっと恋い焦がれておりましたがやっと店頭で買うことができました。
引越し先の条件に「徒歩圏内にシャトレーゼがあること」を挙げるくらいシャトレーゼのファンであったわたし(そしてその通りに引っ越した)ですが、もともとシャトレーゼでは2018年頃まで「マーマー」というミルクまんじゅうが発売していたということは恥ずかしながら知りませんでした。
当時のものは黄身あんで、生地も厚くややパン寄りだったことが写真から伺えます。これはこれで食べてみたかったですね。
もとのマーマーも当時で800万個以上を売り上げていた人気のお菓子だったようですが、店頭からは数年姿を消していた模様。
そして2024年2月9日、満を持してのリニューアルということでこれはもう!否が応でも!期待が高まるというものです!
実食!
このふくよかな形!焼き色は薄く陶器のようにツヤがあり、しっかりとしたバターの香りが食欲をそそります。
生地のこの薄さ、そしてその均一さ、芸術的とも言えるレベルではないですか……?
以前全国のミルクまんじゅうを食べ比べた際に上位に食い込んだ、徳島のマンマローザにも少し似ていますね。
シルエットだけでなく、名前や焼き色の薄さもマンマローザに似ていますが、手に持ったときのペタペタ感はマーマーのほうがやや上でしょうか。
食べてみるとそのコクの深さに驚かされました。
これはおそらくバターだけでなく、カカオバターが入っていることによるものでしょう。
あんはどっしり、こってりとしていますが甘ったるくなく、バターとミルクの味を存分に感じられます。
フルーツのイメージが強いシャトレーゼですが、実は卵や乳製品にもこだわりが満載。
バターやクリームには契約牧場から仕入れた新鮮な牛乳を使用しており、調理法はシンプルな分そのおいしさが引き立ちます。
何であんなに安いのか……。毎回不思議に思いながら買っています。
あんも生地もしっとりなめらかなのに加えて、食べ進めていくとこのマトリョーシカのような不思議な形が実に合理的なことがわかりました。
くびれの部分を持って縦に食べるとまるで飲み物のように一気にいけてしまう、危険な形だったのです。
まとめ
上質でおいしいお菓子がなぜかびっくりするほど安いお店、シャトレーゼ。
この度リニューアルされたミルクまんじゅう『マーマー』は、140円というお値打ち価格ながら、高級感あふれるリッチな味わいでした。
これまではバターどら焼きとフィナンシェ、カップの磯辺餅やかりんとう饅頭のために定期的に通っていましたが、これからはまっすぐにマーマーのコーナーへ向かいたいと思います。
シャトレーゼにはもう一つミルク餡の商品があった
定番すぎて見落としていましたが、シャトレーゼのロングセラー商品、『梨恵夢』もミルク餡のお菓子ですね。
おまんじゅうとはまた趣の異なる焼き菓子ですが、こちらもいずれレビューしたいです!
それではまた次回🌕
今回のお店:マーマー(シャトレーゼ)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?