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〇〇ほどコスパの良い投資はない

あなたは最近、本を読んでいますか?

私がビジネス書を読み始めたのは、20代の頃でした。当時、私より若い上司が熱心に読書をしている姿を見かけました。その上司は一見、読書好きには見えなかったのですが、それだけに彼が本から学んでいる姿勢がとてもかっこよく映ったのです。

今では、私も年間100冊以上の本を読むようになりました。本には、著者の人生がぎっしりと詰まっていて、成功や失敗の体験を共有することができます。自分自身の経験だけでは得られない多様な視点や考え方を、本を通じて知ることができるのです。

当事務所の本棚

もちろん、著者が書いた内容がそのまま自分に当てはまるとは限りません。それでも、自分なりに解釈して、新たな方法や視点を見つける手助けになることは確かです。

実際、成功している多くの経営者も熱心な読書家です。マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツや、ソフトバンクグループの創業者孫正義さん、投資家ウォーレン・バフェット、そしてFacebookの創業者マーク・ザッカーバーグなど、例を挙げればきりがありません。

ビル・ゲイツは読書の理由について、「学べば学ぶほど、知識を応用できる範囲が広がる」と語っています。

最近では、アマゾンなどのオンライン書店を利用して、多くの本に簡単にアクセスできるようになりました。電子書籍なら、すぐにダウンロードできてとても便利ですし、レビューを参考にして評価の高い本を選ぶこともできます。

でも、私はやっぱり書店で本を探すのが好きです。書店には、たくさんの本が並んでいて、自分にぴったりの一冊を見つける楽しみがあります。口コミに左右されることなく、自分が本当に興味を持った本を手に取れるのです。

日本の社会人の1日の平均勉強時間はわずか7分だと言われています。勉強している人の平均時間は週全体で123分ですが、実際には96%の人がほとんど勉強していないそうです。

仕事だけでは、なかなか見識を深めることはできません。仕事以外の時間にこそ、新たな知識や体験を得ることができ、それが今の仕事に新たな可能性をもたらすこともあるのです。

読書は、わずか1,500円程度で著者の経験を共有できる、最もコストパフォーマンスの良い自己投資と言えるでしょう。

本は私たちの人生に大きな影響を与える、最強のツールの一つだと私は思います。

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