感想『カイン』(バイロン 島田謹二訳)
「親が勝手に罪を犯した+勝手に産んだだけなのに、生きるとか苦しいことさせられるの理不尽。
さらに死ぬとかもっと苦しいことさせられるの超理不尽。
子ども作ったら理不尽な苦しみが連鎖してゆく、子々孫々かわいそうすぎる」
ド正論を申す主人公!
聖書のカインとアベルのエピソードをモチーフにした、劇詩です。
発表時は教会関係から非難轟々だったそう。
そりゃそうだろうな……。
主人公カイン、ド正論しか言わないのに「神に向かって罰当たりな!」って罵倒され続けるから……。
読者は「いや一番悪いの神じゃん!」って判官贔屓する……。
[9/1更新]連載小説『空六六六』五章劫火ノ語リ怪物とやさしいおねえさん2
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