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感想『イエルバブエナ』(ニナ・ラクール 吉田育未訳)

父が恋人を殺して、ロサンゼルスに逃げ込んだサラと。
グズグズといい年をして大学に居座り続けているエミリーの、レズビアン二人の恋愛小説。

サラの一見大人なんだけど、精神に寂しい子どもを抱えている姿が痛々しいです。
ですので余計、エミリーの甘ったれたモラトリアムにイライラするんですが。
まあ、ラクール先生の術中にハマってましたよね!祖母の介護から始まる、エミリーの急成長に胸がすく思いでした!
そうなるとサラの幼さが余計痛々しくてさあ! 全部言葉にしようよ! って応援しまくりでしたよ!

[1/5連載小説更新]空六六六五章劫火ノ語リ 本能と危険1


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