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ウェルネスとは ~わたしのウェルネスジャーニー
近年よく聞くウェルネスという言葉
そして自分でも使っていたウェルネス
心と身体の健康、セルフケア、メンテナンス、
食事、メンタルヘルス、日常的な運動を取り入れたヘルシーな暮らし、そんなニュアンスとして私の中で捉えていました
それは間違いではなくウェルネスの中に織り込まれているのだけれど、今回ウェルネスを自分の軸にしたことで改めてこの「ウェルネス」を調べた結果、なーるほど!とわたし的に発見があったので自分の体験と共にシェアしたいと思います。
ウェルネスとは?
ウェルネスとは、健康を身体の側面だけでなくより広義に総合的に捉えた概念で、米国のハルバート・ダン医師が『輝くように生き生きしている状態(1961)』と提唱したのが最初の定義です。
病気じゃない、心と身体が健康、というだけではなく「輝くようにイキイキしている状態」を指しているのだと。
ほぉう・・!
その後、時代の変化と共に人々のライフスタイルや価値観も変わり、このウェルネスの概念も変化し、最新とされている定義がこちら。
身体の健康、精神の健康、環境の健康、社会的健康を基盤にして、豊かな人生をデザインしていく、自己実現(2017年)
ほほぉう・・!!!!
心と身体、のみならず環境や社会的にも健やかであることを土台として、「豊かな人生をデザインしていく」「自己実現」を目指すものなのだと。
これだ!!!!と思ってしまった。
今の私の人生そのものではないか、って。
(だから軸にしたのだけれど)
以前にも何度か書いているけれど、私は産後体験した心身の不調をきっかけに不安定な状況が続いて、健康やセルフケア、自己探求の学びや実践をここ10年くらい続けてきているんですよね。
この記事でも少し触れてます。
そして、心と身体を整えることをしながらその先に行きついたのがまさしく「自分の人生を生きたい」という自己実現への想いでした。
自己開示の意味も込めてここから少しわたしの体験を書いてみます。わたし自身が人の体験記を読んでいたこともあるし、誰かの参考や気づきになるかもしれないという想いも含めて。
長くなったので、先に行きたい方は目次から選んで読んでくださいね。
身体の不調 ~わたしの体験記~
はじめの不調は息子が3歳の時。急性肝炎で入院して「私も病気になるのか」「肝臓とか、寝耳に水すぎる。。」と衝撃を受けて、健康になりたくて奔走した時期。
別に元々タフな体質では決してなかったけれど大きな病気も怪我もしたことがなかった。40度の高熱、2週間熱が下がらない、頭痛が辛い、絶対安静、ヘロヘロになった自分の身体、入院も含めすべてが初体験&ショックでした。
息子が1歳の時に今の会社に入り、慣れない育児と職場と仕事と家庭とのオペレーションに奔走していたといえば、そう。色々溜め込んでいたのかもしれない。肝臓って毒素を分解する場所でもあり感情とかを溜め込む場所とも言うし。(でもなんで肝臓、、ってすごく思ってた)
退院後1ケ月ほど療養した後、仕事にも復帰しフルタイムで仕事をしながら食や健康にのめりこみローフードにハマってマイスター資格をとったり、料理教室にもめちゃくちゃ行ったし健康系のセミナーも、解剖生理を学んだりもしました。
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今まで健康よりも美容だったのに。
健康への想いと自分の身体に何が起こったのか知りたいの一心で色々学んで実践して、自分の身体で人体実験しながら止まらない好奇心と探求心に身を任せていた日々でした。
心の不調 ~わたしの体験記~
そして退院から1年半くらい経った頃に倒れて、、キャパオーバー、適応障害と産業医の先生から告げられました。この時息子は5歳だったかな。
仕事に学びに幼稚園に家のこと、全てに全力になってしまう。。
手の抜き方がわからない、完璧主義の傾向もあったかな。自分が把握してないと気が済まないし、任せられない。助けてとも言えない。出来ないって言いたくない(認めたくないし出来るはずと思ってる)。自分がやった方が早い。納得しないと手を離せない。
「〜べき」思考が強く、自分にも人にも厳しい人だったとも思う。
仕事の異動や海外出張、仕事内容の変化、仕事量もドドンと増え、色んなプレッシャーやストレスも常に抱いていたし、
プライベートでも相変わらず学びや遊び、幼稚園のあれこれに引っ越しや進学、と・・色んなことを「私がまわす」と思って変なテンションで動いていました。(呼吸して、、って今は言いたい)
出産してから母として、女性として、社会人として、1人の人間として全部を諦めたくなくて、そのバランス感覚を常に模索もしていたんですよね。そして誰かの母である前に「私」という人間で生きたいという想いから、プライドとかこだわりも強かったなと思います。
結果、おかしなテンションで過ごす日々に強制終了がかかった感じ。
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倒れる5秒前
お風呂で倒れてケガをして、通院中に「このまま少し休みたいなぁ」と思った瞬間からあらゆる不調に見舞われました。(これはもうフラグだったのかも)
ふわふわ眩暈がずっと続いて目のピントが合わない、
いつも歩いてた道なのに恐ろしく身体が重くてゼェゼェする、人の顔や画面を見ていられない、気持ち悪い、微熱、すぐ頭が痛くなる、ぐらぐらする、眩しい、身体が強張る、食欲がない、など、めくるめく不調の日々で仕事は休職。
昇給・昇格をして、人の推薦で異動をして意気揚々と給与交渉までしたのにこの有り様、と自分を責めて会社や上司に申し訳なくてたまらない私。
家族にもまた心配をかけている、迷惑をかけている。
またやらかした。幼稚園どうしよう。頭がぐるっぐる&やるせない私。
パソコンが見られないなんてIT業界(&リモート機能)でずっと働いてきてるのにありえない。パソコンで仕事できなくなったら私に一体何が残る?先行きも不安で仕方ない私。
自分の身体がおかしいことも怖い。今まで普通に出来ていたことが出来ない、どこまで動いて大丈夫なのか自分のことがわからない。
自己啓発や向上心いっぱいで人生をエンジョイしてきてると思ってた私がまさかのメンタルの病気になるなんて信じられない。自信喪失。
そして何より気力がわかないっていうことが恐ろしかった。どこかが痛い方が楽なんじゃないかと思ってしまうくらい辛い、と感じたりもしました。
パニック発作なのかなと思う症状も体験して落ち込んだり、とにかく何をするにも毎日毎日不安で(後から思えば不安障害だったのかもしれません)。
「今日も大丈夫だった(倒れなかった)」の実績を積み上げるような日々を過ごしました。
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顔に覇気がない。。
そんな自分を、私は沢山責めていました。
こうあるべきだと決めつけ、倒れちゃダメだとプレッシャーを与え、期待に応えられなかった、挫折を味わっている自分をすごく批判していたし、こんなヤワな自分が嫌だ、と。
寄り添う、労わるなんて頭は全くありませんでした。
不調から学んだこと
でも、こうして不調と心と身体がアップダウンするような日々を過ごした経験から、本当に本当にたくさんのことを学びました。月並みな言葉だけど、私には必要な出来事で時間だったと、心底思います。
まず、復帰を焦る気持ちを手放したことで気持ちがとても楽になった。もう罪悪感は十分。休んでいいと言ってくれているのだから休もう、と握りしめていたものを離し、休職するということを自分の中で受け入れた瞬間スゥーっと荷が降りる感覚があって、やっと降参できた気分でした。
重たい心と身体が楽になる気がする、と救いの光を見つけたヨガ。素敵な先生方にも出会い、勢いで参加したスクールで体系的に学ぶことで心と身体に少しずつ筋肉をつけることができました。
グラグラふわふわな自分をどうにかしたくてネットを調べまくって見つけたエネルギー療法にも、ものすごく助けられて。「気」とか、目に見えないものを自分で体験したことから日常的に意識することにも繋がりました。(これがレイキを学ぼうと思ったきっかけ)
私をずっと診てくれたかかりつけの内科の先生や、社会復帰にあたりお世話になった臨床心理士の先生方、そして正直当初、反発心すら感じてた産業医の先生にも感謝しています。私が復帰を焦っていた時に「まだ全っ然ダメだよ」って言われたのが衝撃で。それで諦めがついて手放せたのも大きかった。
そして、身近にいた友たちにも大きく助けられたと今回これを書きながら改めて。不調期間中、息子の入園、卒園、小学校入学など大きなイベントがあった中、乗り越えられたのはママ友や友達の存在も大きかったなって。くだらないことでめちゃくちゃ笑って過ごせたの、すごく大きかった。。
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陶芸やろうって、ママ友と表参道で
体調も中身もグラグラだけど降参できて少し楽に
今の私に繋がる様々な人・もの・コトとの様々な出会いがありました。(やっぱりわたしは人なのだなぁって)
「私は一体何が好きだった?」と、海が大好きだったことを思い出したり、自然の中に身を置くことも積極的にし始めました。(アウトドアより完全に都会や刺激の中を好む人だったので)
自分のあらゆる症状が関わっているであろう自律神経や、心と身体の関係など自分なりに沢山学んだし、ホ・オポノポノや瞑想を日常の中に取り入れてみたり、心に効きそうなことも本当に色々と試しました。
疲れたら休むこと、ゆったりした時間の中で生きてみることも覚え、不安に思っていることはそう簡単に起こらないことにも気がつきました。「また倒れたらどうしよう」って毎日のように思っていたけれどあれから倒れていないもの。
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ヨガ効果もあって活力が戻ってきた
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こうした経験は結果、全て私の宝物になっています。
そうして徐々に復活していく中で父との別れがあって、再びスゥーっと気持ちが下降していってしまうような怖さも経験したけれど、そこでまた新たに「好きに従って行動すること」を学びます(K-popを通して 笑)
その話はここに
わたしは何かと斜に構えるタイプだったので、色んなことに素直ではなかったと思います。人からの評価や視線も常に気になるので、本心を隠して振舞っていたことも多かったように思います。
今まで自分の範疇外にあったモノ・こと・人と触れ合うことで、自分が持っていた思い込みや偏見、自分で作り上げていた枠、囚われ、固定観念、そういったものを知る機会にもなり、自分で自分を勝手に狭い世界に閉じ込めて肩肘張りまくって生きづらくしていたのかな、と気づいたりもしました。
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広告の写真を撮ったり自他共にびっくりした時期w
自分を愛すること、という概念にもここで出会いました。
心が元気をなくしてしまった、ということでとにかくもがいたけれど、おかげで自分のことを様々な角度から見ることができ、接する世界や人の幅が広がったことで生き方や考え方がガラリと変わる体験に繋がりました。
簡単な自分でいよう
力抜いて、楽しんで、気持ちに素直に生きよう
着すぎていた鎧を少しずつ下ろせたように感じました。
心と身体が元気になった先に
そうして心と身体が元気になってきたときに湧いてきたのが「わたしは自分の人生を生きたい」という想いでした。
仕事復帰を果たし、日常生活も出かけることも問題なくなり趣味の時間をエンジョイしながらも、物足りなさを感じるようになりました。
些細なことで身体が緊張して硬直する癖や人の目を見て話すと頭痛がすること、今日は大丈夫かなという不安は、弱くなりながらも常に居続けていたけれど、次のステップに進みたい気持ちもモクモクと沸いていました。
一番不調だった頃から徐々に生活ができるようになってきた頃、私が思っていたのが「何かをしようとすることはやめよう」ということでした。
多くを求めるのはやめよう。
健康に日々過ごせることでいいじゃない。
それが先決、平和。
そういう想いでいました。
またあぁなる不安や恐怖もあったしね。
でもね、
やっぱり元気になってくると、思い出すんです。
私は誰かからの供給を待つのではなく
自発的に人生をクリエイトしてエンジョイしたい人でした、って。(カタカナばかり、、笑)
そうして色々チャレンジし始めたのが2年前のNLP。
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胸にソルたん🐈⬛のひっかき傷がw
その直後にアーユルヴェーダ→レイキ、と
1年で直感と勢いのままに学びを進めました。
色んな学びや挑戦をしながら、
正直メンタルもすごくアップダウンしたし
不調にも見舞われ色々と心もかき乱されました。
新しく学びをする度にまた自分で勝手に枠をつくって囚われてみたり、辛いな、始めなければ良かったかな、と思ったことも正直ありました。(友達にも「辛そうだ」と涙ぐまれたりして・・ 笑)
自分の中にトラウマ的に存在し続けていた
不安な感情から来るものでもあったと思うし
挑戦をすることで出会った壁でもあったと思います。
コンフォートゾーンから抜けようとする時
人は安心安全な方に戻りたくなりますよね。
そうして出会った1つ1つの自分や感情に向き合うことで、今までいかに自分の状態(心も身体も)を無視してきたかということにも気づいたし、
認識していなかった生きづらさ、抱えていた癖やプライド、思い込み、外側の鎧、見たくない部分も含めて自分という人への理解が深まりました。
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そして
癒しや許し、など
今まであまり意識していなかった感情に出会い、
自分を大切にすること、労わること、
寄り添ってあげること、そのまんまの自分に
気がついて認めて、受け入れてあげること。
わたしがわたしの
一番の理解者でいてあげること
一番の味方でいてあげること
今後生きていくうえでとても大事なことであり
自分の土台になる部分に辿りついたのでした。
どんな自分も許して、認めてあげる。乱れることも。
どんな自分も大切な自分であることには変わらない。
そんなことを訓練のように続けるうちに、
長く長く居続けていた私の中のトラウマ的な不安は
小さくなっていったようでした。
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わたしのウェルネスジャーニー
心身の不調に向き合いながら自分への理解を深め、
私は私を諦めずに内観とセルフケアの旅を続けながら、
今また自分の人生への挑戦を新たに始めています。
こうして探求し自分を磨き続けることは
もはや使命なのだと思っています。
挑戦することに対して不安がないかと言ったら
ウソになるけれど、それよりもこれから創り上げていく未来への期待の方が大きいのです。
もうすっかり忘れそうになるくらい
冒頭で触れたウェルネス 笑
身体の健康、精神の健康、環境の健康、社会的健康を基盤にして、豊かな人生をデザインしていく、自己実現(2017年)
これを見た時に、
わたしの過ごしてきた時間から今過ごしている日々が
まさしくウェルネスジャーニーだと感じたんです。
心と身体が健康であることはゴールではなく
人生を楽しむため
より良く生きていくための土台になるということ
そして
自己実現や自分の生きたい人生をクリエイトしていく
ということがイキイキと心豊かな
人生を生きることに繋がる
ここまでがセットで
人って満たされるんじゃないかと思ったんです。
それがウェルネスライフなんだって
わたしはそう受けとめています。
WHOが提唱する健康の定義がこちら
健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。
私たちはもっと満たされて、
満たされることに貪欲で、いい。
母、社会人、妻、女性、1人の人として、
全方位で満たされて、いいんです。
内側から心が満たされていることで
身体の元気にも繋がる。
今まで学んできた全てのものが私の中に生きていて、
実践者であり探求者であることは今後も変わらない。
今まで過ごしてきた日々や体験、知識、知恵、
全てのことが集約されて今改めて「ウェルネス」
というところに来た想いでいます。
心地よく心豊かな人生でありたいから
日々、心と身体を整える。
それは人生を楽しむためだから
ストイックにそれには縛られない。
いい塩梅で、生きる
相談相手はいつでも自分
そう心に留めながら
自分を信じて、描きたい未来を描き
小さな勇気と希望と、愛と感謝と共に生きる。
今日もまずは自分を大切に
自分と、今という時と向き合うことを大切に。
ウェルネスジャーニーを体現しながら
人生を味わい、人、もの、コトに繋いでいきます。
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必要な人に届きますように。
ここまで読んでくださって
ありがとうございました!
Love, UKIE
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