「できない」んじゃなくて「できるビジョンが見えない」だけ
独立を目指したときに一番最初に経営者の方から聞かれたこと
経「月にいくら稼ぎたいの?」
宇「とりあえず月に20万円くらい目標にしたいです」
経「じゃあどうしたらいいかな?」
宇「週に5日働くとして1日1万円稼ぐですか?」
経「うーん別に1日に20万円稼いでも月に20万達成するよね?」
宇「えっ」
私これ聞いたとき「ムリー絶対できない」って思いました。
今覚えばなんですけど経営者さんの言うことは
実に真理をついてまして
「年に120万円稼ぐ」という目標と
「月に10万円稼ぐ」という目標だと
圧倒的に年に120万稼ぐ方が自由度が高く達成しやすいんですよね。
しかし、その当時「時給」「日給」「月給」で時間を切り売りしてきた
「従業員脳の自分」では細かい単位で少しずつ稼いでいく方が
堅実で確実で真っ当な方法だという思い込みがあったんですねー。
今思うとその刻みを小さくすればするほど難易度あがるんです。
話が脱線するのでこれは詳しくはまた別の回に話します。
さて話を戻しますが、今の自分だったら
月に20万円というお金を稼ぐ知識やビジョンがあるので
同じ人間でも当時のように「ムリー」とは思わないわけです。
別の話に例えるとハンバーグ作ったことない人が
「ムリー作れない」って思うかもしれないんですが
これって「作れない」わけじゃなく
「まだ作り方を知らないだけ」なんですよね。
「やったことないけどできると思う」
「レシピ見ながらならできる」
「作り方教えてもらったらやってみる」
この感覚で「作れない」じゃなく
「作ったことはない」に変換していくと
人間ってできること増えるのになぁと日々感じるのです。
反射的に「できません!」って言っちゃう人
できない暗示を自分にかけてるんですよね。
あと一個言うと、できるまでやればいいんです。
何を隠そう宇城さん
10歳まで友達が0人でした。
小学校4年生までですよ。
教室で誰とも話せないスーパーコミュ障でした。
今のキャラクターからは想像つかないと思うんですが
極度の人見知りで本当に誰とも話せなかったんですよ。
小5で「このままではいかん」と
クラス替えをきっかけにいろんな人とコミュニケーションを図るも
まぁデリケートな時期だったのもあってか
「なにあのぶりっ子」と女子からは総スカンをくらい
男子からはセクハラを受けました。
今思えば割とトラウマ級の辛い過去だと思うんですが
もともと友達0人だから割とノーダメージでした。
失うものが無いって強いよね。
いじめのような仲間はずれとセクハラは2年続きましたが
中学校からは普通に友人ができました。
環境が変わるからもあったと思うけれど、
諦めずにどうしたらいいのかとか、
自分の問題と環境の問題を冷静に考えてたからだろうなーと思います。
もちろん辛くなかったわけではなく”耐えれた”というのが正しく
「どうにかしなくちゃ」と悩み抜いたから、そこまで打開策を探しました。
腐って加害者になったり、嫌われてもいいやと開き直ってたら
今の自分はなかったなぁと思います。
結果的に男性ファンと女性ファン
どちらもついてくださるアイドルでいられたし
そういった辛い経験がなかったら、リーダー兼運営として
9人のメンバーが悩んだり苦しんだりしている気持ちを
気づいたり共感してあげられなかっただろうなと思います。
自分を信じて小さなことも
「できる」「やってみる」って言える人が
増えたら良いなぁと思う日々です。
宇城ありさ
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