感情の終わり、9月の始まり
曇り空の奥はきっと何も無い綺麗な闇で
少しずつ死んでいくセミと感情には
ありきたりなラブソングが案外沁みたりもする
夢にも現れなくなった君への感情だけが
最近新しく生まれた感情だ
ヤキモチを殺した、
殺した、というより死んでた、が正しい。
無くなって欲しいと思ってたものが
無くなるのは案外寂しい。
きっとあの気持ちは綺麗な気持ちだった
半永久的に誰かを思えることよりも
一過性の感情に身を任せることが楽だと思った
前の方がよかったかなんてものは
きっと前の自分には分からない。
でも経験してしまうと前の自分には
戻れない。
これからも失ったものに手を伸ばして届かないなんて嘆くの。
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