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他人の挑戦に、「ただ賛成する」のがいいわけじゃない気がする

芸能人やスポーツ選手など、特殊な職業についている人が、目指す前に親から反対されたという話をよく耳にする。

私は、特に特殊なことを目指したことはないので、親から反対されたということは記憶にない。

私も親になり、子はまだ2歳半なので、すぐにそんな場面に出くわすことはないと思うが、反対せずに応援したいなと常々思っている。

反対する理由としては、特殊な世界ではなく安定しているところに行ってほしい、や、自分が経験してなかったりで、漠然とした不安で反対している、などが挙げられると思う。

数十年前までは存在していなかった職業に就く人も増え、逆に数十年前まで安定とされていた職業、企業がなくなっていたりすることも多くある。

そうなってくると、成功が約束されている、世界、業界なんてものは恐らくなくって、どんな選択肢を取ってもリスクは少なからず存在すると思う。

なので、何かにチャレンジしている人の周りにいる、親であったり、家族とかっていうのは、チャレンジ前に反対するか賛成するかという議論ではなく、やった後、どう関わっていくかが重要のように考える。

成功しているというか、結果を出した人の話で、最初から周りは大賛成で、っていう人をあまり見聞きしたことがない。

今の親とかの世代の多くが安定を求めているのかもしれないし、分母的に反対する人が多いのかもしれないが、私は最初反対するという行動が一つ重要な気がしている。

新たなチャレンジをしている人に対して、賛成するっていうのは、その人が、そのチャレンジに向かうに値する能力を、持っていると判断している、もしくは、過大評価していたり、能力を見誤っている可能性まである。

あと、そのチャレンジする、世界に対する評価も正確ではない気がする。

周りも認める能力を持っていて、本人もそのチャレンジが正確や環境的に合っていた場合が、周りに賛成されて、成功したり、結果を出せるパターンになる。

これは確率的に低いように感じる。

あと、本人の能力を評価していたり、チャレンジする環境が大変だと思っていた場合、チャレンジ後の、周りの人間のフォローは少ないんじゃないかと思っている。

対して、チャレンジに反対する場合、本人の能力が足りていないと考えているか、その世界が大変だという認識が周りの人間にあると思う。

それでもなお、チャレンジしたということは、本人のモチベーションも高いはずで、実行力ももちろんあると思う。

反対した中で始めたチャレンジに対して、相談するような間柄の関係であれば、うまくいってるのかな?自分にサポートできること何かあるかな?という思考になりやすいと思う。

そのため、芸人などのエピソードで、最初反対していたが、途中から1番のファンになっている、みたいなエピソードが多いような気がする。

なので、個人的には、もし子が何か未知の世界へチャレンジしたいと言った時は、


賛成する、反対する、ということではなく、


私も子と同じくらい、必要によっては子以上に、その世界のことを学んで、


チャレンジしたいんだね、と気持ちに共感しながら、


こんないい面もあるけど、こんなリスクもあるよね、とチャレンジへの分析を共に行なって、


ここが一番重要な気がするのだが、

チャレンジした後、本人の実行力が一番重要になるが、1番の理解者として、


1番のサポーターとして、チャレンジをサポートしてフォローして応援したいなと、今は思っている。

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