タバマ研究室 vol.6『いきあう』

2024年2月、タバマ企画で新たな試みです。

昨年の6月頃からぼちぼちと稽古を進めておりました。
ここ数年は主に田畑さん振付・演出の公演や即興セッション企画などを重ねてきたタバマ企画ですが、今回は田畑真希さん・澁谷智志さん・中村理の3人で、改めて互いのダンスや身体感覚をシェアする所からはじめ、それぞれ対等に向き合いながら振付作品を創作しています。

僕の作品は、結果的に20分弱のデュオ作品として出来上がりつつあります。
タイトルはまだついていません。

今、自分が振付作品を作ろうという時に、まず"踊る"ということの扱いにとても困りました。
目の前の人の身体が何故踊り出すのか、何故決められた振付通りに動く必要があるのか、作品を外から創作しはじめてみた時、自分自身が踊る時以上にそのことの不自然さにぶつかりました。
(振付作品を踊ったり観たりすること自体は好きです。ただし、その場合でも"何故踊るのか"という疑問は常に付き纏いますし、その疑問に毎回の答えを見出し続けることもダンサーとしての重要な仕事だと考えています)

そこから色々と悩み考え試し続けながら、結果的には踊り出すその手前の微細な出来事や、すでにある空間や身体についてまず思いを馳せるところからはじめてみる、というような作品が表れてきています。
一つの絵をじっくりと描き進めていくときのような創作過程でもありました。
身体を目一杯使うような運動量のある作品ではありませんが、僕自身が今ダンスにおいて素直に味わいたい時間が散りばめられていますし、どこか気持ちが楽になるようなひそやかな喜びが表れてくれるだろうという期待があります。

こうして一つ一つに納得できる道筋を探りながら創作をさせて貰える関係性も、非常にありがたいことです。
田畑さん、澁谷さんの作品もまだ創作の途中ですが、それぞれに今思うダンスを探るような新鮮なものとなりそうです。

また、今回は完全なオムニバス公演という訳ではなく、互いの作品の時間を身体を通して行き合うように、シームレスな一つの公演としての形を目指しています。
上演時間は未定ですが、おそらく1時間弱といった所でしょうか。まだ変わるかもしれません。

会場となる西国分寺のユングラも、とてもユニークなスペースです。僕は当日にポストカードなどの簡単な物販もやりたいと考えてます。
是非、気楽に気軽に足をお運び頂けましたら幸いです。

長くなってしまいましたが、最後までご覧いただき感謝いたします。

公演詳細については以下に掲載しております。
ご予約の際は、いつでも僕に直接ご連絡ください。

どうぞよろしくお願いいたします。

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タバマ研究室vol.6
「いきあう」

振付・出演：
澁谷智志
田畑真希
中村理

2月21日（水）19:30
 27日（火）15:00/19:30

"今回のタバマ研究室は、３人のメンバーで「それぞれソロ作品を振り付けあう」という思惑から始まりました。
３人でリハーサルしているうちに、
ソロ作品じゃなくてもいいかも・・・
シーンを分解してもいいかも・・・等と、ゴールを決めず絶えず変容しながら３人それぞれの作品が生まれました。
３人の身体もアウトプットの方向性も全く違いますが、お互いの身体言語を理解しつつ
それぞれの作品を色々な立場で向き合います。
３人の「いきあう」風景に是非お立ち合いください。"

会場：ユングラ
（JR中央線・武蔵野線 西国分寺駅より徒歩８分。）
185-0023　東京都国分寺市西元町2−17−11コーポ富士307

https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1EkOeVoEuAZ7fNanjJOAheiigbGleXEA&femb=1&ll=35.69754002533209%2C139.46708769999998&z=17

ticket¥1500

ご予約 :  tabamakikaku@gmail.com
お名前、人数、返信可能なメールアドレス、当日連絡可能なお電話番号をご記載ください。
※中村理個人へのご連絡でも承ります！

宣伝ビジュアル：中村理

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