マガジンのカバー画像

あんときのデジカメ

58
少し古いデジタルカメラを使って、景色を切り取り、時間を残していきたいと思います。毎週木曜日か水曜日に更新しています。
運営しているクリエイター

記事一覧

あんときのデジカメ 2月末日は海岸通りでヤシカレンズ YACHICA LENS ML 50mm f1.9…

(はじめに)ヤシカコンタックスマウントのボディとレンズを手に入れましたので、ヤシカの標準…

あんときのデジカメ 弱みを逆手に取った創意工夫 「写ルンです」+富士フイルム X-P…

(はじめに)久しぶりになりますが、あんときのデジカメです。今回は番外編的ですが、写ルンで…

あんときのデジカメ 金倉寺とレヴィ=ストロースの出会い with Panasonic LUMIX DMC…

(はじめに)GWに、人影のほとんどいない四国八十八箇所霊場の第七十六番札所の金倉寺に立ち…

あんときのデジカメ 1年続けた定点観測 with SONY Cyber-shot DSC-W35

(はじめに)この連載を始めてから1年が経ちました。通い続けたポタリングコースを定点観測し…

あんときのデジカメ 捉えることのできない変化を捉える=錯覚すること with SONY Cy…

(はじめに)時間は変化し続けるものである以上、その変化を認知することは不可能です。しかし…

あんときのデジカメ 僕にとっては金倉川に咲きひしめく菜の花が春の鉄板イメージ wit…

(はじめに)桜こそ春のイメージの代表ですが僕にとっては菜の花でしょうか。今回は人間の記憶…

あんときのデジカメ ひょっとすると「桜の樹の下には」 with Pentax Optio VS20

(はじめに)写真を趣味とすることで変化したのは、細部への注目ということです。季節感や季節の草花になどこれまで注視することなどなかったのですが、改めて見渡してみると発見の連続です。「神は細部に宿る」とはよく言ったものですが、今回はリコーペンタックスのコンデジで桜を撮影してみました。 神は細部に宿る 写真を撮るようになってから変わったことがいくつもあるのですが、そのひとつは細部に注目するようになったことです。  具体的に言えば、季節感を意識的に感じてみたり、あるいは、季節の草

あんときのデジカメ 讃岐・三豊の「春がくる」 with Canon Powershot A1000IS

(はじめに)感情のなかで最も表現に悩むのは僕の場合「喜び」です。喜び下手といってよいので…

あんときのデジカメ 「麦青む」讃岐の春の情景 with Nikon COOLPIX S50

(はじめに)三寒四温のこの時期は、着るものに迷う季節ですが、そんな人間の思惑とは関係なく…

あんときのデジカメ 讃岐の春の夕景 with PENTAX Optio WPi

(はじめに)最近仕事が忙しいのですが、低成長の斜陽時代をモーレツに生きるって一体何だろう…

あんときのデジカメ 讃岐は菜の花の里 with FUJIFILM FinePix F700

(はじめに)身近な日常生活とは省みるほど驚異に満ちたものとは考えられていませんが、ファー…

あんときのデジカメ 21世紀の讃岐の暗剣白梅香 with OLYMPUS CAMEDIA C-3030ZOOM

(はじめに)立ち止まって考えることができなければ歩きながら考えるほかありません。僕にとっ…

あんときのデジカメ さぬき浜街道を定点観測しながら考えたこと with SONY Cyber-sho…

(はじめに)田舎ぐらしがよいのか、あるいは東京でくらすのがよいのか一慨には言えませんが、…

あんときのデジカメ 漫然と真冬の讃岐路を行く with Canon PowerShot SX210 IS

(はじめに)2月の讃岐の風景を漫然と撮影しましたが、真冬と一口に言っても、寒いとか陽が短いといった単純なものではないことが分かります。単純化することで私たちは生活世界の現実から程遠くなっているのではないかと最近考えています。今回はキヤノンの高倍率ズーム機で撮影しましたが、その様子をご笑覧下さればと思います。 漫然と撮影するには高倍率ズーム機がおすすめ 4月から初めた「あんときのデジカメ」ですが、基本的にテーマを決めて毎回撮影しております。撮影しているときにテーマが思いつくこ