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『素直な心になるために』再読【読書】

 改めてこの本を読み直しました。
その中で特に印象に残ったところを挙げてみようと思います。

悪を憎んだりこれを排斥しようとするのではなく、その存在を認め大きな心でこれを包んだ上で、それにふさわしい処遇の道を考えていくということです。そうした適切な処遇によって、悪もまたその働きを弱めて、好ましからざる弊害をもたらすというようなこともしだいに少なくなっていくのではないかと思います。あるいは場合によっては、悪が善用され、共同生活の向上につながっていくようなこともあるかもしれません。

 この部分を読んで、まず自分の中にある悪の部分を認めることが必要なのだと思いました。
悪の部分があり、それを抑制し過ぎているとたまに暴走しそうになる。

だからこそ、それを認めて、ある程度好きにできる状態を作ることで、自分の中にある悪の働きを弱めることができるのだろうと思いました。

 具体的には、遊びたくなる気持ちやパーッと飲みにいきたくなる気持ちにブレーキをかけずに、適度にやって楽しめる形を作っていきたいと思いました。
それを抑制し過ぎることで、「しなければいけない」に生活が縛られ、苦しい状態になってしまうのだと思いました。

自分の悪を認め、適切な処遇を与える。
改めてこの本を読み返して、それに努めていこうと思いました。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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