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【職種紹介/副店長 兼 鮮魚主任】覚悟、転じて、彼まさに風林火山の如し。

仕事への姿勢、志とは
如何なるものであるべきなのか。

お金・休み・やりがいなど、
求める事は人それぞれ。
これまでの人生において
選択してきた価値観は
自ずと自身の仕事へ、
影響を及ぼしている事でしょう。

今回の主役である、
「鮮魚チーフ:佐藤さん」のお話は
何かこれからの
現代で働く人にとって
”自らが守るべきは、何か。”と
大切な事を気付かせてくれる。
そんなお時間となりました。

【職種紹介/副店長 兼 鮮魚主任】覚悟、転じて彼まさに風林火山の如し。



凄い男がいるらしい・・・と、
噂を聞きつけて、またまたやってきました!
ウジエスーパー吉岡店!
鮮魚部門にて活躍する「佐藤さん」です。

「お疲れ様です。」と優しいトーンで登場してくれました粋な人。


■佐藤さんっっっっ!!!ご指名です!!!

(佐藤さん)
うおぉぉおおぉぉ…。遂に来た。
取材される事ってなかなか無いですからね。
ちょうど入社10年の節目でもあり、
この年月で感じた事を振り返りながら、
ウジエnote記事をお読みになってくれる方へ
何か良い感情を伝えられれば嬉しいですね。

■佐藤さんの頑張りが自然と社内へ伝わっているのだと思います。それにしても佐藤さんにはなんだか安心感がありますね…。

(佐藤さん)
いつもこんな感じですよ。笑
先に経歴だけお伝えすると、
現在28歳、入社以来、
ずっと鮮魚部門を担当しています。

とはいっても、
ウジエスーパーには
幼き頃から縁があってですね…
少年野球をやっていたのですが、
その帰りには、
いつもお店に行っていたので
ウジエ歴は20年近くかと。笑

そして地元の古川学園高校を
卒業した後にウジエスーパーに
高卒で入社し、今に至ります。

佐藤さんって、目が優しいのです。

■人事の桜田さんが、佐藤さんの入社試験時の作文がとても印象的だったと話していました。

(佐藤さん)
嬉しいなぁ。
桜田さんは今もその手紙を
覚えていてくれて、
話してくれますね。
まあ、私は
「桜田チルドレン」の一人ですから。笑

当時、入社試験として作文を書く
という事があったのですが
その時に
「母に恩返しをする為に自分は働きたい」
といった内容を書きました。

■お聞きしたところによると「若き18歳の子が持つ覚悟としてこれ程とは。」というのが桜田さんの言葉でしたから。

(佐藤さん)
❝ 自分一人の為だけではない ❞
という観点は
昔からあったのかもしれないですね。
仕事を通していきながら、
技術だけではなく、
人との繋がりや
心の部分を考えるようになりましたし、
自分の成長が
仲間の為になるという事を
感じるようになった10年ですね。


■高卒入社・勤続10年・鮮魚チーフ。佐藤さんの存在は会社のロールモデルになっていると思います。

(佐藤さん)
やっぱりウジエスーパーの
仲間と鮮魚が好きですね。
小野田店の安孫子店長と、
(当時、吉岡店の鮮魚チーフ)
昔から、
鮮魚部門を担当していましたが
今でも、休みの日に
お店まで行って
いろいろと話したりするなど、
「会いたくなる人がいる」
本当に人の魅力がある会社なんだなと、
こうして振り返ると改めて思いますね。

売場に出ると優しい表情が一変。瞬時にプロの顔つきに変わります。


■佐藤さんからは” 聞き習い ”と” 見習い ”の違いを感じます。答えを求めるのではなく、見習いとして修行をしながら自らを高めていくというか‥。

(佐藤さん)
ウジエスーパーの先輩達には
新入社員の時から
特別な経験をさせて頂いたと
深く感謝しています。

当時、菅原さんという方が
鮮魚チーフとして
いろいろと教えてくださったのですが、
その当時で、
”菅原さん43歳、わたし18歳”
43歳と18歳。
年が離れている中ではありましたが
「習うよりも、慣れろ。」
という感じで
いつも背中を見せ続けて頂きました。
そして新人といっても、
成長には妥協ゼロ。
お客様へ価値ある鮮魚を
ご提供する為には自分が
どういった成長を遂げれば良いのか。
そうした点を菅原さんは
未来を見据えて
教えてくださったのだなと。
当時は必死に食らいつく感じですが、
こうして時が経つと、
努力出来る環境を
創って頂いたのだなと、
感じる事がたくさんありますね。

様々な方が働くウジエスーパーだからこそ、年齢を超えた信頼が数多く生まれます。


■鮮魚部門へ導かれるように出会った佐藤さんなのですね。

(佐藤さん)
自分の性格としてある、
” 深く突き詰めて極めたい。 ”
という部分が
合っていったのかもしれないですね。
昔、自分自身もウジエの鮮魚売場で
「つい、手に取ってしまうような感じ。」
を体験してから、
すっかり魅了されてしまった感じです。笑

お客様が
「 魚を食べたい 」
となった時に、
その売場が魅力的に映る為にどうすべきか。
【結果の状態】
から、逆算した時に
鮮魚部門を担当する我々が、
お客様へ価値を提供する純粋な心でいれば、
新しい発見や調理方法の提案、
美味しい食卓に繋がりますからね。

何より、海ってすごいじゃないですか。
地球の大半は海なのに、
まだ解明されていない部分がたくさん。
「海ってすげぇなぁ」と、
本当にいつも思っていますし、
その恵みを頂いて、
お客様へ価値訴求していく領域まで、
仕事を突き詰めさせて頂ける事は
やはり、海へ感謝して、
その恵みの命である鮮魚を
大切に扱わせて頂く気持ちになります。

自身で売場を創り、変化を肌で感じられる感覚は、やはり鮮魚の職人。


■仕事への価値観が早い段階で磨かれていった印象です。これまで乗り越えた事がご自身を強くされたのでしょうか。

(佐藤さん)
そうですねぇ‥。
仕事に関しては、
自分の中で基本の型を
大切にしています。

・やるべき事をやる
・会社が目指す方向性を理解する
・レスポンス早く、売場で実現させる

この繰り返しをしていくと、
創造性が伴っていくので、
段々と技術が飛躍的に向上すると思います。
全身フル活用というか、
より良い売場を実現させる為に、
これまで学び、培ってきた経験を
瞬時に繋げて形にするイメージです。


■日本文化を伝承する”守破離”の考えに近しいですね。 ※「師匠の教えを守り、常識を破る挑戦に繋がり、やがて成長し離れていく。」という考え。

(佐藤さん)
成長の観点は
必ずしも良い事ばかりでは
ありませんでした。
転機になった事は24歳の時。
勤めていた明石台店が閉店となりました。

当時は自分一人で
なんとかしようして、
限界を感じる事もありました。
それでも、
自分の母親世代の年齢である
パートさん達が
閉店が決まっても
最後まで力を合わせて
頑張ってくれる姿を見て
悔しさ、申し訳ない気持ち、
自身の視野が狭かった現実。

―――――――――――
技術は自分だけの為に磨くものではない。
自分だけ頑張れば良い訳ではない。
店舗は様々な人の人生が重なっている。
仲間の為に成長する事も人生にはある。
―――――――――――

こうした事を強く感じて、
仕事において自分の中で
”より追求していく姿勢”
が固まっていったように感じます。
お店を守る事において、
鮮魚部門を任されていのですから
常にプロとして最前線に立つ意識でいます。

若干24歳時、現実と仕事の厳しさを知り、現在に繋がる。


■仲間の為にも、自ら機会を創り出していく存在への変化ですね。

(佐藤さん)
鮮魚部門は
山が近い、海が近い、
世帯、交通網など
エリアによって
売場の構築や
魅せ方は変わりますから。
これという正解が
置いてある訳でもありません。
そして自分で創り続けていく気概。
段々と正解に近付いていく感覚は‥
これはやりながら感じる、
仕事における醍醐味ですね。

日本の四季に合わせた
季節や気温、地域食材など
お客様の五感を考えていきながら、
未来を見据えていくイメージです。
ウジエスーパーでは、
”価値訴求”という考えを
現場のテーマとして大切にしていますので、
”食品ロスを価値に変えていく取り組み”も然り、
店舗間のコミュニケーションを厚くして、
新しい挑戦を続けていく事が
気付くと自分の成長に繋がる事を実感しています。

お客様の反応が現れる売上。鮮魚を捌く技術と並行した成長がここに。
店舗内・他店舗とのコミュニケーションも活発です。

■鮮魚専門の研修も成長の大きな一助になっているようですね。

(佐藤さん)
鮮魚専門の研修は
本当に驚きの連続ですね。
学びで成長する、
という事を実感しています。

鮮魚の飾り付けであったり、
商品化していく工夫など、
エッセンスを抜き出して、
現場でどうやって実現するかは
自分の腕次第です。
この学びは
これまでスーパーマーケットで
鮮魚部門を担当した方だけではなく
未経験でスタートしていく方にも
大きな刺激になる時間だと感じます。
機会を展開させて活かしていく。
自分の心と技術が高まる事で
周りの環境というのも
自然とより良くしていけますから。

それに、
”鮮魚のプロとして生きていく”
誇りとプライドというか
今までたくさんの仲間達に
支えてもらったからこそ、
日常のこのスタンスを守り、
しっかり毎日を全力でやり遂げたいですね。

考え、学び、挑戦し、技術へ。

■鮮魚未経験入社の方でも、佐藤さんの元で学べば人間的にも大きく成長出来そうです。

(佐藤さん)
自分もまだ学びの道の途中ですよ。
どの仕事もそうだと思いますが、
一朝一夕で急に出来るように
なるような事はありません。
一人ひとりが自分を受け止めて、
学ぶべき技術を整理しながら、
先輩の指導を真摯に受け止めていく。
習う姿勢というのはとても大切であり、
その繰り返しが段々と、
自分の技術を磨くことに繋がると思います。
限界の壁を迎えても、
まだまだ、やるべき事はありますから。
そんな時に私の経験した話も交えて
少しずつでも
自分を変えるきっかけにしてもらえれば、
教え甲斐があるというか。笑

■最後に、鮮魚部門を志す新しい仲間へメッセージを頂けませんか。

(佐藤さん)
働き始める理由は人それぞれですからね。
私は「鮮魚に携わるのが楽しい。」ですし、
ウジエスーパーの仲間達と
切磋琢磨していく空間や努力は
人生において、とても大切な時間です。
悔しい・悲しい感情もありましたが
自分の周りを守っていくという
決意になったのも責任がある仕事を
会社から与えて頂けたからこそ。

2023年9月からは、
新しい挑戦として、
「副店長 兼 鮮魚主任」
という役割を頂きましたので
私の挑戦はこれからも続きます。
ウジエスーパーが掲げる
「食品ロスを価値に変える」
「価値訴求型の企業」を
実現させ続けるためには気概が必要です。
正解の無い世の中と言われていますが、
不確かな事に挑戦していく事も
やり始めてみると、
ワクワクする事が待っていますから。

これからご入社を考えている方であれば、
ウジエスーパーへ、
ぜひお越し頂きたいですね。

出会いも運命。
自分の持ち場・場所を創っていく為に
私を含めて先輩達が
しっかりと守っていきますので、
ご安心してご入社ください!

まさに風林火山を体現するが如し、風格を纏う。


■編集後記
古来から伝わる、
❝風林火山(ふうりんかざん)❞
という言葉があります。
――――――――――――
疾きこと風の如く、
徐かなること林の如く、
侵し掠かすめること火の如く、
動かざること山の如し
――――――――――――

佐藤さんに置き換えると、

「風」→瞬時に動くスピード感
「林」→優しく仲間を見守る目
「火」→技術向上への飽くなき熱量
「山」→事象に動じない心の強さ

覚悟を持ち、
苦しみを越え、
自分を高めて、
心技体を磨かれてきたように感じます。

鮮魚のスペシャリストとして更なる飛躍を!


ウジエスーパーは新しい仲間と共に、
成長を続けていきます。
中途採用で出会う方々とのご縁は会社の未来。
ぜひ、お待ちしております。

ウジエスーパーで働く事に
ご興味を持たれた方は
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それでは次回もお楽しみに・・・♪