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uisan4869/小説
2021年11月24日 09:38
遂に黒幕である大臣の元を訪れた二人。早速事件のことについて話をしていくが言葉の応戦は若干こちらの部が悪く会話の隙間をうまくすり抜けられてしまい、結局決定的な証言は得られないまま追い返されてしまった。だが、この時何故かあいつは笑っていた。一人証拠を集めてくると言って走り出し、それ以降連絡の一切が途絶え、連絡がきたのはそれから3日後のことだった、、、その日は昨日から降り続いていた雨がより一層強
2021年10月2日 10:07
婦警からの言伝で私たち二人は何故か警視総監室に呼び出された。警視総監室は文字通り、警視庁において最高指揮官である警視総監が在中する部屋である。警視庁に勤めている人間でさえも働いているうちにその部屋に赴くのは数える程度しかない。ましてや所轄の刑事や庁に勤務していない警察官は何か表彰されるなどしない限り滅多に足を踏み入れることのない場所である。漆喰のような光沢感のある木製の扉を叩くと、妙に響くノック