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四国登山 その6 石鎚山⑤

前回のお話はこちら

2024年6月11日
5:00
おはようございます。

瓶ヶ森越しに朝日が昇ります

今日も暑くなりそうです。
相変わらず靴擦れは痛いですが、今日は復路を歩きます。

朝焼けに染まる天狗岳

ぐるりと早朝の景色を撮影。

石鎚山の看板の後ろから陽があがります。

撮影が終わったので、アルファ米で朝ごはんを。

朝は味付きのアルファ米

復路を歩く前に、昨日バテて諦めた天狗岳に登ります。
ここまで来て天狗岳を諦めてたまるか!って。

天狗岳への出だし

ここから見るとかなり緊張感ある尾根歩きですね。
鎖場を少し降りて天狗岳への尾根をゆっくりと歩いていきます。

だいぶ近づいてきた!

そんなに危険な場所はありませんが、場所によっては足元はこんな。

この落差ならヘルメットとか別の意味で関係ないな

岩の手前で山荘の方を振り向くとこんな感じ。
写真だと結構遠く離れたように見えますが、ここまで5分くらいです。

岩尾根に見えますが、それなりに足場はあります

とは言え、特に問題もなく天狗岳に到着!
10分~15分くらいだったかと思います。
靴擦れが無かったら、もっと順調に行けたな。。。

1982mの天狗岳登頂!

四国の山にある、このステンレスの抜き板、結構重いのね。
山荘に小さいキーホルダーサイズのレプリカが売ってて、買おうか迷いました。(買わなかった)

このプレート、手に持ってみたかったんだよな~

本当はこのプレートを頭の上に掲げて記念撮影~と目論んでいたのですが、昨日から山荘貸し切りだったので、この早朝に私の他に登山者がいるわけでもなく。。。むなしくこの一枚だけ写真撮りました。
それも前述の通り、このプレートが意外と重たかったので、持ってる手をプルプルさせての撮影となりました。w

一晩お世話になりました

7:00
ということで、荷物も改めてまとめて、いよいよ帰ります。

最後に石鎚山の鎖にタッチ!

さあ、あの見えてる山の先の先まで帰りますよ!

遠くに見えるピークが二ノ森かな~

とにかく二ノ森まではハイピッチで抜けようと、痛い靴擦れを引きすりながら歩きました。

三連続であるピークの一番右の低いピークが堂ヶ森、あそこまで行きます!

昨日とは打って変って、ガスが無いので見晴らしが良く気持ちよく歩けました。それにしても絵になる尾根だなあ。

振り向くと石鎚山頂が見えます。
ずいぶん歩いてきました。

相変わらず石鎚山頂は魔王城感あるな。

この稜線、改めて写真見てもいいなあ。
このルートを選んで良かったな、と思った瞬間でした。

9:00
二ノ森に到着、予定通りのCTで歩けてます。
いい感じ。

二ノ森から石鎚山がきれいに見えるんだねー

昨日はガスガスだったから景観なかったもんな。
行きにこれが見えてたら元気出たな、きっと。
さて帰りは余裕があるから、行きにパスした鞍瀬ノ頭にも登るか~

右のピークが鞍瀬ノ頭
その下を巻き道が通っているので、登らないという選択も可能

この写真を撮ってたところ、向こうからソロの年配女性がやってきた。
私と同じ保井野から登ってきたにしては早いので「どちらからですか?」と聞いたところ、「石鎚山経由で夜中から登って、鞍瀬ノ頭でピストンして戻ってるところ」とのことでした。
健脚そうな女性でした。

鞍瀬ノ頭のピーク

そんな鞍瀬ノ頭は腰までの熊笹の中踏み跡を見ながら登る、ちょっとしたアドベンチャー感のあるピークでした。
二ノ森とはこんな感じの距離。

鞍瀬ノ頭からみた堂ヶ森方面
左上にケラレが出てるのはご愛敬

いよいよこのルートの終わりが見えてきました。
靴擦れが痛いので、早く登山やめたいんですけど、終わるのは寂しい、そんな感じでした。

鞍瀬ノ頭を降りて来て、巻き道と合流

さて、残るピークは堂ヶ森だけ。
気持ちの良い登山道が待ってます。
写真だとね。
実際には細かいアップダウンがあって疲れるんだこれ。

堂ヶ森までの道

雨飾山でヴィーナスの横顔が有名ですが、ここにもヴィーナスの横顔があったよ!
四国版ヴィーナスだね!

登山道が女性の横顔に見える(左向き)

振り返ると鞍瀬ノ頭の山塊が。。こう見ると大きな山塊です。
残念ながらガスが上がってきたようです。

鞍瀬ノ頭って結構な山塊だな

ガスの切れ目で撮影できましたが、ここから石鎚山が見えるんですね。
てか、
なんだよ!石鎚山ってここからも見えたんじゃん!
昨日最初からこれが見えてたら、全然テンションちがっただろうなーーー!

って思いました!

鞍瀬ノ頭の山塊の脇から石鎚山山頂が見えました。

11:00
そして、また堂ヶ森への登り返しの直下の、愛媛大の避難小屋への分岐でお昼にすることにしました。

堂ヶ森へはこの登り返しがあるんだよなー

メスティンでパスタを茹でて腹ごしらえ。

最近このパスタにはまってるんですよ

なおパスタは100均で売ってる早茹で3分のペンネに、オーマイのソースをかけたものです。200ccの水で茹でれば、ちょうど全ての茹で汁をペンネが吸った頃に食べごろになるので、捨てる茹で汁も出ないため、お手軽で気に入ってます。
なお私は料理は全然できないので、家で何回も練習して習得しました。
逆に言うと、パスタを茹でる程度にも何回もの練習が必要なくらいの料理レベルとうことです。
なので山で米を炊くなんて、失敗のリスがク高すぎてとってもできません。

ほんと、この鉄塔って何に使ってるのかな?

食後は一休みして、ゆっくりと堂ヶ森まで登りました。

12:15 堂ヶ森山頂

堂ヶ森の標高も約1700mも決して低くはないよね

あとは靴擦れに気を使いながら降りよう。
幸い下山だと、靴の中で足が前方につんのめるので、靴擦れはあまり痛くないので助かります。

真ん中のピークを越したあたりから樹林帯に入ります。

さっきも書きましたが、早く下山してゆっくりしたい気持ちと、樹林帯に入ったらこの景色がもう見れないので、寂しい気持ちと複雑な気持ちで歩いてました。

ダム湖が見えた、ここから樹林帯

ここからは特筆することも無く、黙々と下山します。

登りでは邪魔だったハシゴですが、下山時には助けられました

ただ、やはり長い&暑い。。
黙々とやや飛ばし気味に降りて
14:45 登山口に戻ってきました

やっと帰ってきました。

いやあ、長かった!
ヤマレコのログはこんな感じ。

約26キロ、累積標高2700m

下山後はお風呂に入って。。。

シャワーの出がイマイチだったような。。。

まだこれからも四国の山を登るので、一度コインランドリーで洗濯をして・・・

小物はネットに入れて。。

山用ウェアって乾燥機禁止なものがほとんどなので、車の中に干して。。

ハンバーとかロープは車に常備してます

その後車中泊ポイントに移動して、一人打ち上げ宴会開始~

やはり登山の後はカツでしょ!
ビールも美味しかった!

さて、靴擦れが気になるもの、明日以降どうしようかを考えながら一人宴会して寝ました!

コインランドリーの駐車場から見えた石鎚山

おまけ
コインランドリーに車を止めたら、さっきまで歩いてた石鎚山とその尾根が見えて、一人で感動してました!

続く。

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