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心に刻まれた傷:幼少期のトラウマ

前回からかなり間が空いてしまいましたが、Xで感想などいただきとても感激してます。
特に隠してるわけでもなかったけれど、noteを書いてみてよかったです。

今回はかなりデリケートな内容になるので、苦手な方はここで閉じてください。

なぜこの話をnoteに書いたかというと
Xのフォロワーさんで、Discordコミュニティでも仲良くしているくみちゃん(@kakurega_kumi) が性教育で『いのち』を伝えるという活動をしていて、微力ですがもっと多くの人に知っていただきたいと思いました。

幼いころから正しい性の知識があれば
ちゃんと助けて!と言えるんじゃないかと思っています。
こんな怖い思いで傷つく子どもが居なくなるようにという願いも込めています。

それは小学校に上がる前のことでした。
年上の従姉妹のお父さん、いわゆる叔父さんから
「もうすぐ小学生やなー。お祝いになんか買うたるさかい、イズミヤ行こか~」
と言われ
叔父さんの軽トラに乗って近くのイズミヤ行きました。
何を買ってもらったか忘れましたが、当時流行っていたサンリオ製品の何かでした。
ケチだったのでそんなに高い物ではなかったですが、とても嬉しかったです。

しかし、帰りの車の中で叔父さんから突然
「おちょんこ(陰部)を見してみー」
と言われ
きょとんとしていると
「見せへんかったら連れて帰ったらへんで」と脅されました。

家から近いといっても子供の足ではかなりの距離でした。
(ここで車から降ろされたら帰れない。でもアソコを見せるなんて…)
恐怖で涙がポロポロこぼれてきた私に叔父さんは更に
「ここで降りるんか?」
と脅しをかけてきました。

恐怖で頭が真っ白になり、言われるがままにズボンのファスナーを下ろし......
陰部を何度か触られた後、気が済んだ叔父さんは
「このことは誰にも言うたらアカンで」
と更に脅してきました。

6歳の子どもには、その一言だけで十分な恐怖で、以降 叔父さんに会うのがとても怖くなりました。

従姉妹は相変わらず大好きだったけど恐怖の方が大きく、親戚のとこに行くのが嫌になってました。

家族で叔父さんの家へ行った時も早く帰りたくて、両親の背中に隠れて
「もう帰ろう」
を連呼していたので
「ワガママ言わないの!」
とひどく怒られていました。
もし妹も同じ目にあっていたら?と思うとそれも怖くて、叔父さんが家に来た時は妹と片時も離れず一緒にいて守ろうとしていました。
幸い、妹に被害はなかったようですが……

中学生くらいの時、両親が共働きで遊びに連れて行ってもらえないのが退屈だったのでしょう。
妹がどうしても夏休みに従妹のところへ遊びに行きたいと言い出しました。
1人では行かせるわけにはいかなかったので仕方なく付き添いで久しぶりに叔父さんの家に行きました。
従姉妹との再会は嬉しかったですが、また嫌な思い出が……
叔父さんからお風呂をのぞかれていたのです。
その出来事があって、早く切り上げて帰りたかったのですがそうもいかず、地獄の日々。
時々泣いてる私に対して、従姉妹はホームシックだと思ってたみたいです。それ以後は、できるだけ近寄らなかったので、従姉妹はから付き合いの悪い薄情者と思われてたようです。
私の被害妄想かもしれませんが、従姉妹に懐いている妹と私に対する態度が全く違ったので、そう思いました。

今でも家族にはこのことを話していません。
多分、一生話すことはないと思います。
母と妹とは色々あって絶縁しているし。

こうした記憶は、かなり大人になった今でも深い傷として刻み込まれ、未だに夢でうなされることもあります。
表面的な傷は癒えても傷跡は消えないのです。
だから、正しい性教育がなされて、子どもの性被害が無くなることを願って止みません。


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